中村社長のコラム‐「保護者」から「親」へ … 子育ての評価とは?PART24 ~子どもの「幸福感」は親の覚悟から!?

「社長コラム集が欲しい!」…前号の読者モニター様からのご意見です。こんなつたないコラムに対してご要望を頂けるとは…本当にありがたい話です。心より御礼申し上げます!残念ながらコラム集というのは特に作成しておりませんがホームページで閲覧できますのでぜひご覧ください。

それから…実は今、NAP通信の過去のデータを基にコラム集を書籍として出版しようなどと大それたことを考えております!!その書籍では、以前市内に折り込まれていた子育て情報誌に連載していたコラム『落ちこぼれパパの子育てろん』も盛り込む予定です。いずれも我が子とのエピソードを題材に子育ての『失敗談』を綴ったものです。一言で言うなら『しくじりから学んだ子育て論』ですね(笑)

お楽しみに!

…と言いたいところですが、相手にしてくれる出版社があればの話です…コネクションのある方はぜひご紹介ください!?よろしくお願いします!

目次

不登校時の親として対応について

さて、前号では『我家の不登校第一号』である次男が結婚と言う人生の節目を迎えた現在から過去を振り返り、不登校を始めとする一連の心の成長のやり直しとの関連を私なりに考えてみました。つまるところ3歳までを基盤に学童期までのスムーズな心の成長が将来の幸福に繋がる重要な心の要素となるのではないかと実感しています。

今号では、前号のモニター様のご意見の中に「不登校の際に親としてどのように接していたかを知りたい」とのご意見がありましたので、それにお答えしたいと思います。

全く普段通りの家庭内の関係

結論から言うと、不登校(引きこもり)を続ける我が子に対して、私自身の心として多少の『違和感』はありましたが、全く普通に接していました。

現象的には普段の生活が続く中、子どもが学校へ行く時間になっても家にいるだけのこと…という『感覚』で、兄弟関係も含め家族としては全く普段通りの日々を過ごしていました。勿論、学校へ連れて行こうなどとは全く考えておらず、行くと言えば行かせるし、行きたくないと言えばそれを受け入れる毎日でした。

また、子どもに対しても気を遣うことなど全くなく、不登校についても「学校には行った方がいい」と常に言っていましたし、言いたいことは言葉でストレートにぶっつけていました。

一方妻はと言うと、不登校を始め思い思いに行動する子ども達に振り回されながらも肯定的に受け入れていました。今になって「不登校時は心配だった」と言っていますが『心配』はすれども『不安』ではなかったようです。なので、子ども達に対して日々「早く寝なさい!」などとガミガミ言うスタイルは不登校以前と全く変わらない日常でした(笑)。

親がこのようなスタンスなので子ども達も全く普段通りで、次男・長男とも不登校時に親を避けたり部屋から出てこないということも一切ありませんでした。まぁ、子ども部屋が物置部屋になってたこともありますが…。

このように家庭内が全く普段通りだったことは、私が心として『何をしていようと自分の子だ!』との考えをもっていたからではないかと今では思っています。

結局自分を護っていただけ・・・

少々恰好のいいことを申し上げましたが、実のところを言うと最初からこのような考えでいたわけではなく、不登校が始まった当初は様々な葛藤がありました。勿論、我が子の不登校を頭では『肯定』していたものの、本音では『否定』していたのか心の中では両者が戦い混乱する自分がいました。

そんな私がこのような考え方に至った切っ掛けは、NAPの『子育てヒントのお話し会』の講師である樋口邦彦氏に次男の話をした際に「自分を護っているだけだ!」と厳しく指摘されたことでした。

それにより我が子よりも自分の対面を優先していた自分に気づかされ、同時に自分の『身の程』を見つめざるを得ませんでした。考えてみれば社会的立場があるとは言え、日々上手くいかない事ばかり。肩肘張ったところでその程度だという想いに至ったことを記憶しています。

人間そこまで落ちると悩むどころか逆に『楽(らく)』になるもので、それ以降我が子が何をしていようと全く気にならなくなりました。つまるところ、自分のプライドを捨てれば子どもの判断を受け入れる『覚悟』が出来ると言うことですね。《詳しくは社長コラム-89号-社長コラム-90号-をご覧ください。

親が揺れると子も揺れる!?

長男が不登校(中学2年の秋から約1年間)だった時の事、当時中学校の教師として生徒指導を担当していた実兄から、長男の状態を聞かれた事がありました。私が「自分から(学校・外社会へ)出て行くまで何年でも待つ」と応えると兄は「お前がそうやって腹くくっちょるんだったら問題ないやろぅ」と言ったことを思い出します。その時は「そんなものかな?」としか思いませんでしたが、多くの子育ての悩みに接するなかで、兄の言ったことがすべてだとの想いに至っています。それは『親が揺れると子も揺れる』場面を多く見て来たからです。

また、不登校・引きこもりについても教育評論家の故芹沢俊介氏は著書の中で「親(周囲の人々)が引きこもりを否定すると子も自分を否定する…そうなれば抜け出せないトンネルに入る、引きこもることを親(周囲の人々)が肯定すれば子も自分を肯定する。それであれば何かを得てまた学校・外社会に戻っていく」と語っておられます。《引きこもるという情熱 雲母書房》このような事から、不登校(引きこもり)を含め、子どもの問題は親の『覚悟』次第であると今では思うのです。

『自分』と考えれば解決に向かう

子育ての悩みについて様々なケースを見聞きする中、子どもの問題として子ども達をどうにかしようとする考えが主流であるように思えます。私としては、すべて親(保護者)を始めとする子どもを取り巻く『大人』の問題であるように思えてなりません。すると、自分自身を見つめることにより解決の糸口が見えると同時に、子どもに至らぬプレッシャーを与えずに済みます。

そうでなければ、その周囲からのプレッシャーが子どもの心の成長を妨げ、大人・そして親になった時に負の影響として何倍にもなって押し寄せてくる…それが現代の子育ての悩みの根本であるように思えてなりません。

そんな世の中であって欲しくない!そんな想いで私の『しくじり』を公開しています(笑)。良いかどうかはわかりませんが、皆さんと共に考えていきたいですね。

以上、お答えになったでしょうか?ご意見・ご要望ありがとうございました。今後も沢山のご意見お待ちしております。

 

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