3年ぶりに右田ヶ岳登山を試みました!!

 今回のイベントは『噂の右田ヶ岳に登りたい!!』というスタッフの希望から企画しました。ナップスタッフも体力作りやリフレッシュ、成人イベントで右田ヶ岳へ登山に行く機会があった為、雑談に登山の話が上がってくることがあります。良い機会という事で、まだ行ったことがない成人部門の矢野コーチと学童坂本コーチ、趣味でよく右田ヶ岳に登る藏本コーチと私、中村が引率し元気ッズと一緒に頂上を目指しました。

 今回のイベント企画のきっかけはスタッフの雑談から始まりましたが、元気ッズは2019年1月にボルタリング体験をしております。他にも様々なイベントで体力を蓄えてきた元気ッズなら低学年でもついて行けると判断し決行しました。

 

※右田ヶ岳紹介
防府市中心部から、佐波川を越えて北西方向にそびえる岩峰です。標高からすると低い山のように思えますが、実際には切り立った花崗岩が多数露出している異様な山容で登山家たちに人気があります。険しい岩場も多く、ロープが張ってあるところもあり、北には三谷山が連なる他、国道262号線を挟んだ西には西目山、佐波川を挟んで南東には天神山が見えます。山頂からは天気が良ければ、瀬戸内海から遠く四国山地、由布岳、鶴見岳まで見渡せる、景色の良い場所です。

目次

田村講師をお招きしました。

 2年前の荒滝山登山の時にナビゲーターを務めていただいた、コミュニティースポーツくすのき、アウトドア部会の田村講師をお招きし、右田ヶ岳を案内していただきました。

 荒滝山は右田ヶ岳より少し高い山でしたが、トレッキング要素の強い登山でした。長い距離を過去の歴史を聞きながら登ったあの日が2年前とは…時の流れの速さを感じます。

 お久しぶりに田村先生にお会いしたわけですが、健脚で元気ッズの皆を率いて登山をしていただけました。岩ばかりで先が見えない登山に元気ッズからはくじける声が多数出ていました。『もう、登山はしなーい!!』『岩しかない(-“-)』『頂上、あそこ?山3つあるやんかー』文句をそこまで叫べた、元気ッズの違う凄さに感心しながらも少しずつ進みます。文句が止まらない元気ッズ。『私は元気ッズなら登れると思ったから企画したんだよ。』『頑張ろう―』『皆ならできる』と伝えた所、周囲を励ます言葉や前向きな言葉に変わってきました。

 元気ッズの皆さんは最初こそ不安や辛さを訴えられますが、やり始めるとちゃんと覚悟に変わるのです。(…諦めるのかな?)その内に『頑張るぞー!!』『できるぞー!』『次は富士山じゃー!』『酸素がある分、プールより楽!!』という叫び?気合い?慰め?を口にして自分を奮い立たせながら進みました。

 

あっという間に着いてしまった、山頂

 ギャーギャー文句&お喋りを言いながら登れるなんて、すごい体力と心肺能力です。さすが元気ッズの皆さん。プールで鍛えた身体能力の発揮を登山でもしてくれると、コーチ陣は冥利に尽きます。足場が岩だらけなので、地味にバランス感覚も必要です。転ぶお子さんも多数。ズボンに穴が開いたお子さんも。それでも何度でも立ち上がり前に進みました。

 着いた山頂で集合写真を撮影した後、昼食です。空に近い場所で持って来たお弁当を食べました。昼食を食べた後、3年前に来た時に残したノートのメモを発見しました。今回も一言ずつ言葉を残し、山頂を後にしました。

 

下りの方が危険

 登りのハードさを乗り越えて、ちょっと気が緩んだ元気ッズ。あとは楽勝、とばかりにルンルンですが、下りの方が危険度は高いのです。登りは自分の身を守りながら上しか見ずに進む事が出来ました。下りの方が眼下の景色が見える恐怖のおまけつきです。

 ちょっと油断したばかりに下り坂で勢いがついた、疲れで膝が笑い出した、尻もちをついた、棘が刺さった、トラブル多数です。それでも仲間意識の高さと思いやりを要所要所で見せながらゆっくり下山しました。『ここ、危ないよー』『このロープ、当てにならん!!』『滑るから、後ろに伝えてー!!』『この木、腐ってる!!体重かけちゃダメ―!』等危険を後ろのメンバーに伝え、危機管理能力もバッチリ育っています。思った事を自信を持って発言する事を大事にしているので、元気ッズメンバーに発言力の強さは定着しています。自分の事だけではなく他人を思いやる、ケガを防ぐ為の発言が出来るのはライフセービング講習の積み重ねのお陰かもしれません。

 

無事帰りました。

 14時には右田ヶ岳の麓の小学校に到着し、一息ついた元気ッズ。いつも遠出をして、途中にトイレ休憩の時間を確保しているので、『今日もどこか寄るのでしょう?』の声。でも安全最優先でゆっくり時間をかけて登山、下山をした為時間がありません。そのままナップに向かい、到着してジュースやアイスを手にしているお子さんが多かったです。早めに帰宅して、明日からの学校生活に備えます。

 きっと翌日は筋肉痛だろうけど、右田ヶ岳に登って皆で見た景色とやりきった達成感は良い思い出に残ると思います。

 来月1月は元気ッズメンバーはNAP宿泊&杵と臼でお餅つき体験です。お餅つきって結構良いトレーニングになります。小学生にとって杵は重たく感じますから、上半身と握力をしっかり使って身体が温まる時間になることは間違え無いです。お餅を捏ねる子とのコンビネーションも日頃の意思疎通あってこそ、きっと上手くいくはずです。リズム良くお餅をつくことができるでしょう。留学生と新年の過ごし方について話をできる機会でもあります。色んな情報を吸収する機会を元気ッズの皆で過ごす予定にしているので、是非ご参加下さい。

元気ッズ 責任者 中村めぐみ
 
無料体験もできます。下記の無料体験お申込みフォームよりお申込み下さい。
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