物語遊び教室~スイミ~くらぶ~

おかげさまでスイミ~10周年

初心に立ち返り、教室の基本理念をご紹介

 

目次

①教室立ち上げの経緯

昭和40年代頃までは、『群れ遊び』を保証したのは地域社会でした。しかし、少子化により子どもの徒歩圏内に群れることができるだけの子どもがいなくなったこと、地域共同体的保護力が弱まったこと、家の外社会が交通事故や不審者などの不安が高まったことに加え、家の中が外よりも快適な環境になったこと等のさまざまな事情により、地域が『群れ遊び』を提供し難い環境になってしまっています。

ですから近年の子ども達は外遊び能力を不足させており、外遊びの基本能力を発揮するプログラムが必要だとの考えから生まれました。

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2015 はるじゃのばけつ

 

②やりたいのタイミングがベスト!

私たちは、もっと子どもたちに『水中の世界』『水の楽しみ』を広げるためには、泳力の獲得が第一だと考えています。その為に、『~したい』という気持ちがあふれ出ている時に、気持ちと違う方向に無理に引っ張って、子どものエネルギッシュな芽を摘んでしまわないように気を付けます。『~したい』という気持ちが、なんと言っても獲得能力が高いのです。スイミ~では、子どもたちに『~したい』の気持ちを存分に表現してもらいたいと考えています。

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201111ぴきのねこ

 

③自主性を尊重する

『顔つけしたい』『ヘルパーとってみようかな』『一人で行く』『先生、もう三十四回飛んだよ!』子どもって自主性を発揮できるようになると、自分流に様々なチャレンジをして、こちらがビックリするようなパワフルな活動を始めます。

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2012 あさたろう

 

私たちは、子どもの「できた」を見逃さず、「できそう」を発見しながら、泳力獲得の手助けをしていきます。

他にも、ずっとぷかぷか浮いていたり、ラッコだったり、ずっとバタ足で泳いでいたり、いつも『滑り台して』『ぐらぐら岩したい』と言ってマイブームを満喫すること・・
それら全部、泳力の基礎能力に結び付くと考えています。この自主的な『~したい』という気持ち・物語り遊びの楽しさ・群れて共感する楽しさがあるから、一人一人の子どもが、とにかくあんなに元気いっぱい動き回っているのです。きっとその運動量はすごいはずです。

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2010 だんごむしそらをとぶ

 

幼児期(もちろん、学童でも)には、遊び尽くして自主性を発揮してほしいと考えます。自主性は、幼児後期に育ち、将来その子の強みになる能力だからです。

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2008 ねずみのすもう

要は、スイミ~は自分で決めるんです。なので、子ども達は本当によく無茶をします。そしてよく溺れるんだけど、その時子どもは「ただ泳いでただけ~」と言うんです。自分で決めたことは、誰のせいにもしない。自分で責任をちゃんと取る心構えがある。大人に言われてヘルパーを外して溺れたら自分のせいではなくて大人のせい。それでいいんです。

 

★楽しいからする
★嬉しいからもっとする

これが、自主性が伸びるメカニズムでありそれが「遊び」なのです。

 

④想像力を発揮する

スイミ~は絵本の読み聞かせをしてからプールに入ります。プールの中では、絵本の場面を思い出しながら、さらに、それぞれの想像力を発揮して、遊びを展開していきます。ファンタジーが楽しめる時にしかできない、いわば期間限定の教室なのです。

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2009 そらまめくんのベッド

ミッキーマウスで有名なウォルト・ディズニーもディズニーランドのことを『人間に想像力がある限り、あの遊園地は完成しない』と述べています。幼い頃に培った「想像力」は楽しい人生を送るうえで、大事な能力だと思います。

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2014 3びきのこぶた

スイミ~ママの名言集

  • 《加減が分かる子》であれば良いです。沢山の経験・失敗を積みながら、加減を学んでいるのだと思います。

 

  • どういうわけか、うちの子達は個性的に育っています…

良い面も悪い面も、親の理想通りにはならないということを日々痛感しながら、わたしもまた、学ばせてもらっています。

ただ、わたしが伝えたいこと(方針といいますか)は、ぶれずに何度も言い続けます。

 

  • スイミ~が大好きで、毎週楽しみに、そして実際本当に全身で楽しんでいます。親としてもありがたく、うれしい限りです。

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スイミ~教室担当 中谷 理絵

数々の名場面、名子役を発掘してきたスイミ~もはや10年。今も変わらず、子ども達の笑顔や元気な姿がみられます。

『スイミ~の方が・・・』と幼児のクラスでは一押しの教室として勧めている理由は、上記の通りです。スイミ~なら、待ってあげられる、広い、時間が長い、色んな理由で子ども達にとって居心地がいいのではないかと思っています。やっているコーチも『スイミ~楽しい♪』と口々に言います。泳がせるというプレッシャーもなく、一緒になって遊び尽くしているからです。

多くのスイミ~の卒業生が、学童コースで頑張っています。ぜひ、幼児期は泳ぎにこだわらないスイミ~を経験してほしと強く願っています。今後もよろしくおねがいいたします。

 

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