輝いているナップ卒業生
今号16~17ページに掲載の元気ッズクラブのコーナーで、ナップの素晴らしい先輩である『石川佳純さん』と『田中陽子さん』を取り上げましたが、今回はもう一人、自分にとって想い入れの深いナップの卒業生をご紹介します。
その子は『出羽秀太郎君』と言います。といっても知らない方がほとんどだと思います。
実は出羽君は「元気ッズクラブ」のモニター教室の頃から参加してくれ、今は西京高校の水球部に在籍している子です。自分が直接声を掛けて元気ッズクラブのモニターに誘った子なので、特に思い入れの深い子です。
なぜ出羽君を取り上げたかと言うと、現在の元気ッズクラブの子ども達をきららプールの水球教室につれて行った時に彼に再会したからです。
出羽君が水球部に入ったことは知っていましたが、水球教室の後のエキシビションマッチで、なんと彼がゴールキーパーとして試合にフル出場していたのです!現在一年生の彼が、来シーズンのレギュラーを獲得できるかはまだわかりませんが、そんな出羽君の成長をこころよりすごいな、と思いました。
水球には立ち泳ぎなどの能力や、ずっと泳ぎ続ける体力・泳力が求められます。そんな基礎を元気ッズクラブで身につけてくれたのでしょうね。
出羽君は元気ッズクラブにいる間、カヌーやシュノーケリング、スキー、その他多くの野外活動などを行い、その中のひとつに水球もありました。彼が小学校の頃、西京高校に行って水球を教えてもらった時に、まさか彼自身が水球部に入ることになるとは、おそらく思っていなかった事でしょう。
出羽君は一人っ子であるためか、兄弟同士でいわゆる「チャンネル争い」のようなけんかをする機会が少なく、ご両親も共働きであったため、ナップの中でも小競り合いがあった時に、やや感情のコントロールがきかなくなることもままありました。
でも、他のやんちゃな元気ッズメンバーとけんかし、仲直りをし、を繰り返すうちに社会性を身につけていきました。チームスポーツである水球を今の彼が選んでいるのは、そういう意味でも感慨深いです。
ちなみに、西京高校水球部の監督である神田先生にご挨拶に伺った折、プールのコーチ室に、なんと4年ぐらい前に元気ッズクラブの子ども達が、西京高校の水球部を応援するためにみんなで寄せ書きした色紙が、飾ってありました。そして、その中に出羽君の寄せ書きももちろんありました。
元気ッズクラブ教室責任者
ジュニア学童教室担当
岸 健一
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