『自分でできるもん』応援教室
色々やってみる!自分の意志でやってみる!やれることはやってみる!
子どもの成長を、目先の成長ではなく、長い目で見ていこうというのがNAP流の考え方です。
長い目で見れば、将来大きくなってもたくましく生きる力は、生まれてからの心の成長の段階をしっかり踏まえていくことが必要。
その考え方がNAP流子育て論です。その第2段階『意志の芽生え』をご紹介します。
NAP流子育て論より
お母さんをひとりさせない そして私達ができること
NAP流子育て論の中にも書いていますが、『這えば立て、立てば歩めの親心』とはよく言ったもので、私たちはどうしても自分の子にはもっと先、さらに先と今以上のステップを望んでしまいます。
NAPではあせらなくていい
そして、ついついそれがエスカレートして、知らず知らずのうちに子どもにプレッシャーを与え、共にストレスを貯めがちになるということは少なくありません。
それが、逆効果になることが多いので、NAPでは、とにかく焦らずじっくり、今のこの時を、ありのままを受け入れることを提唱しています。
ありのままで良いわけ
この子は生きる力を備えている。
成長できる力を持っている。
この子にはこの子の素晴らしい力がある。
ということです。
先走りのステップを望み、少し待てばできるのに、『こうよ』『ああよ』と言われては、自信を持つチャンスを逃すことになる。
ということです。
そうは言っても現実はなかなか難しい
待てない親と待ってほしい子
その親子関係が子育て奮闘記になるわけです。
奮闘するということは、親子関係が良好です。
子どもが自分の意志を出しているということです。意志を出せた子は、この先もお母さんと戦える力があるということです。
もし、意志を出せなくて、閉じ込めてばかりいたら、生きにくいのでは?というのがNAPの考え方です。
意志が芽生える この時期に待つことで意志が育まれる
↓
意志を持つことは、成し遂げようとする心があるということ
この時期の子どもは、自分の意志を持ち、試しにやってみるという経験をしていく時期です。
『子どもは遊ぶことが仕事』と言われるようにしっかり自分の遊びができた子どもは、やりとげる充実感や集中する楽しさを自然に身につけていきます。
『もっとやってみたい』
『次はこんなことがしたい』など望ましいこころとからだの発達が促されていきます。
だから、先回りせず待つことを大切にしています。子どもが『自分の力でできた』を待ち、『自分のことを自分で出来る』能力を身につけてほしいと願っています。
その能力の幅が広いほど、こころに余裕が広がり、次の段階での友達作りの基盤となると考えています。
自分でやってみる子ども 傍で見守っているお母さん これが、この時期の親離れ子離れ
お母さんから少し離れたプールでの様々な遊びを通じて、子ども達が自分の意志を発揮できるのがこの教室です。
そして、『できた』というひとつひとつの喜びの体験を積んで行けるのがこの教室です。
お母さんは、ギャラリーからお子さんを見守っていてくださいね。ちょっと離れてお子さんのどんな小さなことでもいいので、『できた』を発見して喜んでいただきたいと思います。
子ども初級チーフ 蔵本 信江
自分で!自分で!と色々とやってみたいのが、この頃の子ども達。
ある子どもが、バケツを持っていたお友達を見て自分も使いたくなりました。
次にスプーンで混ぜたら自分もスプーンで混ぜてみたくなりました。
バケツをひっくり返してお水がジャバーン!可笑しくって笑ったら、それを見ていた子どももバケツをひっくり返しました。
次は、コーチに水をかけちゃえ~ってお友達がお水をコーチにかけ始め、それを見ていた子どもが別の入れ物を探して水をかけ始め、みんなでかけて大盛り上がり。
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