集団を楽しみともに成長しよう!

クラスで紅一点のHちゃん!

普段は男の子たちと楽しそうに接していますが、本当はクラスに女の子が来て欲しいのでしょう、振替で女の子が来た時には積極的に声をかけてくれます。そんなひとみちゃんの成長と共に、最近起きた出来事を紹介しましょう。

 

Hちゃん(小学生2年)は昨年6月、一年生で入会。5歳違いのお兄ちゃんも現在は、学童クラスを卒業して強化コースで頑張っています。よく妹の面倒を見てくれて、学童イベント『NAPで遊ぼう』の時もずっと一緒で、Hちゃんも頼りっきりという感じでした。

 

目次

泣き虫さんのHちゃん

最初の頃は水慣れから。当時担当ではありませんでしたが、2枚ビート板でバタ足練習をしているのを見ていました。まだまだ危ない頃ですので監視体制もばっちり。

Hちゃんは普段から、何かあるたびに泣いてプールに入ってくることが多くあり、特に印象に残っているのは女性コーチとトイレに行った時の事、トイレのドアが開けられなくて泣いていたことです。その日以来、トイレに行く時は、女性コーチがしっかりフォローをするように気をつけています。

しかし、最近では全くと言っていいほど涙が出る事は無く、泳力もかなり上がって、背泳ぎ25mに挑戦中です。

 

Hコーチ誕生!

ある日のこと、紅一点のHちゃんのクラスに、体験の女の子が遊びに来てくれました。嬉しかったのでしょう、お友達の手を持って補助をするように、優しく関わってくれました。その様子は、正直友だちというよりコーチそのもの……おっと、小学生コーチの誕生でしょうか…?

Hちゃん……いいえ、ここではあえて「Hコーチ」と言いましょう。Hコーチの手厚い対応で、体験の女の子はプールが楽しくなり、NAPへの入会を決めてくれました。

 

別の日、女の子が振替で来てくれた時の事。前回のHちゃんのコーチっぷりが見事だったので、プールに入る前に「○○ちゃんを頼むね。」とお願いしました。その時のHコーチの活躍のお話です。

 

活躍 その一

ボビングジャンプの段

まずはボビングジャンプの練習。Hコーチは女の子と一緒に、自分は後ろ向きでジャンプしながら補助してくれました。危ないと思った時には支えてあげたり、抱きかかえてあげたりと補助も完璧!

そのうち少し離れた位置で見ているなと思ったら、徐々にHコーチと女の子の距離が離れていき……気づいたらその子はボビングジャンプがほぼ完璧にできるようになっていました。

活躍 その二

もぐるの段

次は潜る練習の時のこと。今日の目標は20秒でしたが体験の女の子はNAP級で一番下の12級なので20秒は難しいかなと思い、「20秒は難しいから10秒は頑張ってみようか?」と言いました。実際に潜ってみると思った通り8秒しか潜れませんでした。クラスのみんなに

「10秒潜れなかったからもう一回だけ付き合ってくれない?」

「いいよ!」と再挑戦することに。

その間にHコーチはその子となにやら話をしていましたが、次の潜る練習でなんと20秒潜ることが出来ました!

潜れたことにも驚きましたが、その後Hコーチがお友達の頭をなでながら「頑張ったね♡」と言っている様子を見てさらにびっくり。

活躍 その三

浮き島渡りの段

さらに浮き島渡りの活動をした時の事。自分が浮き島渡りをし終わった後、すぐ次の順番の列に並ぶのかと思っていたら、なんと!お友達の補助をしようと、少し離れた場所からお友達をプールの中で待っているのです。

浮き島の上を走れるか?ジャンプできるか?気になったのでしょう。

普段、私達コーチが様子を見る時と同じような位置で様子を見ていました。

 

完璧な声掛け!

浮き島ジャンプをした後には『赤台(水深調整台)』までお友達の手を持ってバタ足の補助。その写真が撮りたかった私は写真を撮る準備をし、Hコーチに「ちょっと○○ちゃんのバタ足手伝ってあげて。」とお願いしました。

Hコーチはバタ足の補助をするつもりで手を持ったのですが、お友達はバタ足ではなくボビングジャンプと思ったようで……。「ボビングジャンプじゃないよ。バタ足だよ」と普段コーチが言うような口調で教えていました。それを見てほんとに「コーチだ……」と心の底から思いました。

 

コーチのねがい

今回ご紹介したHちゃんのお友達への関わり方は、水という誰にでも優しい環境の中で『いつでも、どこでも、だれとでも「仲良くなれる心」をはぐくみ、さらには、家から外社会へ出ていくための自立能力を育てていく』という、NAPの学童クラスのコンセプトを再確認させてくれました。

クラスは泳力によって15人前後の集団で指導しています。しかも、異年齢で学区も様々。最初は、知らない者同士ですが、名前を覚え、同じ練習を重ねるうちに仲良くなっていきます。週に一日ではありますが、お互いに学び合い、助け合い、競い合いながら一緒に成長してもらいたいと願っています。

 

入会したての頃は、今の様な姿は想像できない程の甘えん坊さんでした。それが、こんな成長を見せてくれたことは、泳ぎが上手になったこと以上に素晴らしいことだと思います。

入会当時担当コーチ  岸 健一

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