プールの物語遊び 3歳~ スイミ~くらぶ

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自分で考える力

幼児期後期になると『ファンタジー(ごっこ)遊び』が盛んに行われるようになります。頭のなかのイメージを自分の力で実現することに大きな喜びを感じます。一人一人個性的なイメージを描き、自主的な活動をしていくのが楽しい時期です。自主性は、生きる力の根っこづくりであり、多くを体験、経験し、自己確立のために、多くのことを獲得していける能力だと考えます。

 

ファンタジーは実感を得られる重要な遊び

男の子がよく戦いごっこをやっています。空想でどんどんやっつけちゃう。やっつけたと思ったらまだ出てきたぞ~ファンタジーの中ではとても強い!スイミ~くらぶでは仲間もいるから力を合わせてやっぱり強い!自分は強い実感がでてくると思います。

そういう色んな事を遊びの中で体験しているのだ思います。

 

教室ドキュメント イメージ力と自主性の育みを

しょうたくんは、石橋をたたいて渡るように何事も慎重。『とりあえずやってみて』が、通用しませんでした。様子をうかがいながら少しずつできる事を増やしていきました。

戦いごっこが大好き。ファンタジーのイメージ力は育まれており、いつも水かけで戦いごっこ。水かけの腕前はピカイチ!

あれから2年と数か月…7才になった今では、広いプールを自由自在に泳ぎ、行動にためらいがありません。この自信満々のまま教室を存分に楽しんでほしいと思います。それが自主性の育みになると考えています。

先日、ビート板をカエルに見立てる活動がありました。小学生がビート板はカエルに見えるかどうかを話していました。そこで多数決!葛藤していたしょうたくんでしたが、最終的にカエルに見えるに挙手。

しっかり、イメージ力も育んでいます。きっともう少しスイミ~を楽しんでくれるのかなと思います。

日曜担当 藏本 信江

 

他者とのぶつかりあいから

この時期の子ども達は、人間関係においてよく意見がぶつかり合い葛藤します。葛藤を解決した時に獲得される心理に『目的』の感覚があります。『目的』の感覚の獲得は、何が正しく、何がまちがいかを自ら把握し、自分なりの目的を持って行動していけるようになる力が付いていくということです。この時期、葛藤するために、『やんちゃ』『おてんば』も必要なことのように思います。

何か問題がおこっても、失敗を恐れず、一晩寝てケロッとしているこの時期にこそ、『自主性』という能力で、失敗を恐れず多くの経験ができるのかもしれません。

 

自由に勝手にルールを作る『群れ遊び』

『エリクソンのライフサイクル論』では、4歳頃から『群れ遊び』の発達段階に入りはじめ、10歳頃までのお子さんが『群れ遊び』を楽しみます。『群れ遊び』とは、管理者・指導者(先生やお母さんなどの大人)がいない環境で、子ども達が勝手なルールをつくり楽しく群れて遊ぶことを言います。『群れ遊び』の時期は、ルールは守るものではなく、自分達が作り出すもの、考え出すものであり、豊かな遊びを創りだすことができる時期と言えるでしょう。

 

だからスイミ~くらぶ

群れ遊びの時期に入り始めた子ども達にやんちゃ、おてんばを思いっきりしてもらいたい…自らの発想、想像力、創造性を発揮し、子どもたちが持っている自主性や泳力を豊かな遊びの中で自然に引き出していきたい…そんな思いで考えに考え、プログラムづくりをしました。プールで絵本の物語りをプールで再現して遊び込む教室『スイミ~くらぶ』です。

スイミ~の『物語遊び』では、子どもたちの『こうしたい』『こうなりたい』を発揮してもらいます。豊かな遊びの中でイメージした事柄(目的)を自らの身体と発想力と知恵でクリアーしていくことを存分に体験してほしいと願っています。

『指示待ち』にならないように

もちろん、指示を受けて動く方が居心地のいいお子さんもいます。そこは、『一緒にやろう』と声をかければとても嬉しそうに遊んでくれるものです。子ども達のやりたい・やってみたいを『待つ』ことが、我々コーチのスタンスです。指示はおおまかにだしますが、する・しないは子ども達におまかせで、大事なのは自分で考えてどう動くかです。みんなと違う動きをしていても、そこに目的があるのならとことんやり続けるもよし、危険や他の子への衝突がおきない限り、私たちが止めさせることはありません。

子ども達は千差万別、十人十色。子ども達みんなが楽しんでくれる教室をこれからも続けていこうと思います。

スイミ~くらぶ責任者 中谷 理絵

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