子どもの中での成長を期待して
元気ッズクラブの野外活動では、様々な体験活動に取り組んでいます。
9月『阿武川でカヌー体験』
10月『NAP宿泊と釣り体験』
11月『徳地アドベンチャープログラム&マウンテンバイク』
12月は『右田ヶ岳山登り』に行ってきます。
イベントでは、子どもの知恵や工夫を発揮できることが大切だと考え、『群れて遊ぶ時間』『お泊りでの生活』『留学生との交流』を取り入れています。さらに、筋力や体力が付くように、陸上での筋トレになる内容を意識して組み込んでいます。
イベントを毎月継続的に行うことで、子ども同士が仲間として、安心して知恵や工夫を伝え合うことができるようになります。
踏み出す力は体験の連続から
元気ッズクラブは『スイミング』の枠を超えた経験を積める教室です。そのために、毎月新しい挑戦を提供したいと考えています。昨年と同じイベントだとしても昨年の自分より成長しています。さらに挑戦して乗り越えるイベントでありたいと思っています。
異年齢の集団に引っ張られ挑戦していくお子さんもたくさんいますし、何年も在籍した小学生は、自分で新しい取り組みに挑戦できています。
元気ッズを卒業して、ダイビングのライセンスを取得したお子さんもいますし、シーカヤックが趣味になっている親子もいます。水球の魅力を知り、バスケを始めた子も数名います。
毎月のイベントは子どもにとって新たな体験の連続なのではないでしょうか。思うようにいかなかったことも手探りのことも数々あるでしょう。その手さぐりをプラスと捉え、やってみることができる環境であった方が小学生にとっては楽しい環境だと思っています。
元気ッズのイベント案内のチラシにある見出しを見て体験の多い大人が想像するよりも、小学生が吸収する情報や体験は、とても幅広く重みがあるのではないかと考えます。一歩踏み込んだ経験の場を提供できるのが元気ッズクラブの魅力だと思います。
世界に羽ばたいてほしい国際交流体験
イベントには、海外の留学生に来てもらい一緒に活動を行っています。元気ッズクラブでは『国際交流』と呼んでいますが、今までに、スリランカ、マラウイ、ラオス、カーボベルデ、ベトナム、タイ、アメリカ、オーストラリア、アフガニスタン、韓国、中国、南アフリカの方々の参加がありました。
関わることの多いイベント中に、海外の方と交流をすることで、不安や照れを跳ね除け楽しい時間を一緒に過ごすことができています。
何度も英語で話しかけていたお子さんがいました。トライ&エラー(偶然成功した動作は以後繰り返して行なわれ、失敗した動作は行なわれないようになれる学習様式の一つ)は大歓迎です。元気ッズの子ども達は『これがダメなら次はこうしよう』と言う前向きさがあります。
このようなたくましさが、広がる国際化を乗り越えていく力の一つになればと願っています
小学生自身が納得できる「楽しい」取り組みを
小学生の時は『好きだからしたい』『したいから頑張る』という気持ちが継続できる原動力になると思います。
習得のために努力の継続性や必要性を訴えるよりも、息をするように、脈を打つように、当たり前の頑張り方、それが元気ッズクラブの『楽しむ』という方法です。本人が楽しまないと習得するにも時間が掛かってしまいます。楽しくてやりたいことだから頑張ることを繰り返していたら、時には不得意に出会っても突破力が違うと考えます。
年齢に関係なく新しい事にぶつかって、その都度避け、逃げてもいつかまた自分と対峙します。ですから、経験した自信と自尊心を武器にしてほしいと願っています。
立派のカタチ
何事においても、我が子が頑張った証って大切ですよね。その何かの証をもっと覚醒して欲しい、なんて願う親は私だけではないはずです。
目に見えて解りやすいトロフィーや楯も魅力的ですが、小学生は好奇心旺盛な時期で、それを基礎に日々成長しているので、形に拘らずそのままの個性を受け止めながら見守りたいと思っています。
有形の学力が資格や学歴とするならば、元気ッズでは社会性、協調性、感情の推察力、交渉力等を身に付ける無形の学力と泳力の習得を目指して日々楽しんでいます。
元気ッズクラブ責任者 中村 めぐみ
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