NAPの トビウオたち

今回のNAP通信では、全国大会の舞台に限りなく近づいているトビウオ達の活躍をお伝えしたいと思います。

山口県に世界記録保持者や世界水泳で活躍した選手が集まる大会があるのを知っていますか?その名も『きららカップ』。山口国体開催後に始まった大会ですが、全国から選手が集まり、参加には標準記録の突破が必要です。

 

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代表選手も参加

NAP通信にも何度か登場している大会ですが、出場選手はとても豪華。過去の大会では萩野公介選手、瀬戸大也選手、入江陵介選手、鈴木聡美選手などオリンピック代表選手が参加しています。今年の大会の代表選手クラスとしては、200m平泳ぎの世界記録保持者の渡辺一平選手、昨年の『きららカップ』で50m自由形の日本記録を塗り変えた中村克選手、リオ・オリンピック男子200mバタフライ銀メダルの坂井聖人選手などが参加。また、過去多くの日本記録を出してきた『きららカップ』。今回も2つの日本学童新記録が出ました

 

その『きららカップ』に今回NAPから※標準記録を突破した5名の選手が参加しました。自由形の日本記録を塗り変えた中村克選手、リオ・オリンピック男子200mバタフライ銀メダルの坂井聖人選手などが参加。また、過去多くの日本記録を出してきた『きららカップ』。今回も2つの日本学童新記録が出ました。

 

難しい予選突破

これだけの大会となると、1種目に約30組の参加者(各組10コース)がありますから予選突破も難しく、NAPの選手で決勝に残れたのはS選手だけでした。

S選手は100mは予選第8位。200mは予選第7位で通過。自己ベストタイムを更新して見事に決勝に進出!

山口県開催の大会に全国のスイミングクラブから選手が参加していることがわかります。S選手が決勝で戦った選手の中には招待選手も参加しており、大変プレッシャーのかかるレースだったと思います。

 

レースを終えて

今回の『きららカップ』では二種目とも第八位。これを受けてS選手に聞いてみました。

Q・自分にとって『きららカップ』はどんな試合ですか?

A・初めて出た大きな大会です。オリンピックに出場するくらいの選手と一緒で緊張しました。

Q・オリンピック選手や世界記録保持者を間近でみてどんな感想をもちましたか?

A・体格もそうですが、自分たちとは違うオーラを感じました。

Q・今回の『きららカップ』の結果はどうでしたか?

A・100点満点でいえば60点くらいです。他の選手の泳ぎも見ることができて参考になりました。

 

 

今回初出場のM、Y、Yの3選手は3月に上級強化コースから特別選手クラスへ移行したばかり。Y選手、Y選手(100m)は今回自己ベストを更新することができました。S選手を目標にこれからも頑張って欲しい選手達です。

A選手は、直前に体調を崩し、練習不足での参加となりました。さらに年齢区分的にも自分より年上の選手との勝負になり、厳しい結果となりましたが、きっとこの悔しさを来年につなげてくれることでしょう。

S選手は同年代のトップレベルの中学生選手が集まる中でのレースとなりました。全国中学選手権に出場するメンバー達と決勝を戦い、力の差を感じたことでしょうが、この差を現段階で意識することでこの夏に向けて、より練習に打ち込んでくれることと思います。

参加した選手にとって山口でオリンピック代表選手と同じプールで泳げた事はとても良い経験でした。今回『きららカップ』に参加できなかった選手達もこれから更に練習を重ねて参加標準記録を突破し決勝に進出を目標に頑張ってほしいと思います。

選手コース担当 森永 友貴

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