山口から世界へ・・・いいえ!世界を山口で!2019きららカップ報告

2月9日・10日、(公財)日本水泳連盟公認大会として毎年全国から1000名以上の選手がエントリーする「きららカップ」が開催されました。今年も世界で活躍する日本代表の選手がきらら公園プールに集結し、国際大会さながらのレースがここ山口で繰り広げられました。

 

今年の出場選手では、リオデジャネイロオリンピック200mバタフライ銀メダリスト坂井聖人選手(セイコー)、2017年世界選手権200m平泳ぎ銀メダル、そして2018年アジア大会平泳ぎ三冠に輝いた小関也朱篤選手(ミキハウス)、同種目メダリストで世界記録保持者、渡辺一平選手(早稲田大学)、そして、昨年のきららカップ50m自由形で日本新記録を樹立し50m・100m自由形の日本記録保持者、中村克選手(イトマン東進)と、ワールドクラスの選手をはじめ多くのトップスイマーによるレースを観ることができました。

 

圧巻だったのは、2月9日(土)に行われた200m平泳ぎ。小関、渡辺両選手に加え小日向一貴選手(セントラル)と現在の日本平泳ぎのトップスリーが揃ってのレースとなり、スタートからデッドヒートが繰り広げられました。

レースは世界新記録保持者の渡辺選手が飛び出し、小関・小日向選手が追いかける展開。結果はラスト25mで追い込んだ小関選手が2分8秒05と渡辺選手を0秒11の差で抑え大会新記録で優勝。2分10秒を切るタイムでの戦いはまさに世界レベル。それがここ山口で観られるなんて、他県ではありえないことですね。NAP競泳コースの子ども達にも貴重な経験となりました。

 

来年はオリンピックイヤー。きららカップは代表選考会前のレースとなるので、オリンピック出場権を狙うトップ選手が数多く出場するでしょう。今から楽しみですね!

レポート:代表取締役 中村光宏

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