見たぞ!日本新記録の瞬間! 2018きららカップ報告

オリンピック・世界選手権と大変盛り上がっている日本の競泳界。その中心となった代表選手が山口に集結しました。そして、なんとこの山口の地で日本新記録が樹立されたのです!

 

2月10日・11日、阿知須きらら博記念公園プールにおいて「きららカップ2018」が開催されました。

 

きららカップは地方の水泳連盟が主催する大会では数少ない(公財)日本水泳連盟公認大会として、山口国体の翌年から行われています。(日水連公認となったのは、2016年から)また、同プールは好記録が出る「高速プール」として、全国に名が知れつつあるプール。そして、年度最後の長水路日水連公認大会であることから、毎年小学生から社会人まで全国から1000名を超える多くの選手が参加しています。また、日水連公認大会であることから招待選手も含め日本を代表選手も数多く参加しています。

 

今年も2016年リオデジャネイロオリンピック・2017年ブタペスト世界選手権のメダリスト瀬戸大也選手(ANA)、同代表の五十嵐千尋選手(日体大)・中村克(かつみ)選手(東進イトマン)と言ったトップスイマーをはじめ、下は9歳の小学生から社会人に至るまで、全国から1300名を超えるスイマーがきららプールに集結しました。まさに「全国大会」ですね!

 

NAPからも参加標準記録を突破した田谷海君(野田学園1年)・粟本龍耶君(鴻南中2年)・末兼一輝君(平川中1年)・西岡晃汰君(小学校4年)・山下謙太郎君(白石小4年)・山下ちなつさん(白石小6年)の6名の選手クラスの子ども達が参加しました。

 

今大会ではなんと、日本新記録が生まれたのです!山口県のプールで日本記録が樹立されたのは初めてのこと。

 

日本新記録を樹立したのは、リオオリンピック、そして世界選手権50m・100m自由形代表の中村克選手(イトマン東進)。50m自由形で21秒87と従来の記録を100分の1秒更新する大記録を達成したのです。

 

日本記録は、全レースが終了した後に実施された「チャレンジレース」でのこと。エントリーは中村選手一人だけ。会場全体が静まり返って彼一人を見つめるというシチュエーションでスタート。ゴールタッチの瞬間(電光掲示板に記録が表示される)会場全体が揺れるほどのどよめきが!こんな極度の緊張状態の中で結果を出すとは、さすが世界で戦うトップスイマーですね!テレビで世界新記録や日本新記録の場面を見ることはありますが、その生の雰囲気をこの山口の地で感じることができるなんて!最高の気持ちを感じられると同時に心に深く刻まれますね。NAPの子ども達にはこの貴重な経験を胸に、ここから世界へ羽ばたいてほしいですね!

レポート:代表取締役 中村光宏

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