子どもの世界 3才~スイミ~くらぶ

指示待ちの子にしない遊びと学びを

ゲームやテレビだけでは学べないイメージ力

目次

イメージを表現する

スイミ~くらぶは、絵本なしでは語れません。なぜなら、その日読む絵本の内容を知らないと、プールに入っても楽しめないからです。

子ども達は、色んな場所で絵本と出会っています。読んでもらったり、自分で読むことで、その世界に引き込まれていきます。きっと、頭の中では、登場人物と同じ場所に行き、感情の起伏をともにし、心が動いていることでしょう。
個人差はありますが、小学校低学年までは、ファンタジーで遊べます(ごっこ遊びができます)。その後は、自然に《ごっこ》が恥ずかしくなってくるので、本気で遊べなくなります。ごっこ遊びで遊べる期間に、思う存分させてあげることは重要だと考えています。

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自主性が育めば指示待ちにならない

イメージ力がつくと、生活の色々な場面で《先が読める力がつく》ということにつながると思います。指示がないと動けない人より、一歩でも先を読んで動ける人の方が、重宝される人材です。現代社会において、生きやすい人といえます。

要は、考えることができるかどうかだと思います。子ども達に考えさせる前に、待っていられないからと言って、先手で動いていませんか?勝手に導いていませんか?

スイミ~くらぶは、絵本を基盤に、子ども達は考え、自由に表現し、その表現をコーチが受け止める作業を繰り返しています。

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あせったら失敗する

子どもの発達の段階は、納得の感覚の上に成り立っています。納得というのは、満足という表現も当てはまります。段階を踏まず、納得が不十分だと、心の成長にしこりを残し、何らかの強いストレスが加わった時、そのしこり反抗となって、大人を困らせるかもしれません。あくまでも未来のことですから、『今、そんなことを考えても分からない』『うちの子は大丈夫』は、当たり前の話です。しかし、『あの時…』と後悔する前に、手を打つのは無駄ではないと思います。短期戦ではなく、長期戦で見守り続けていくことで、我々コーチでも、子ども達の成長を目の当たりにしています。

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プールの役割

では、イメージしたものをどのようにプールで表現しているのか。

それは、我々コーチが準備した、少しのきっかけで、子ども達はいくらでも表現してくれます。例えば、言葉かけ。絵本の登場人物の名前を言えば、変装をしていなくても、そのように呼んでくれるし、対応してくれます。また、セリフを言うことで、場面設定や、状況変化に柔軟に反応してくれるのです。そして、小道具。視覚的に似たものがあれば、それで子ども達は十分に遊んでくれます。
そうした遊びを広げる為に、泳力をつけていのです。泳力をつけるスピードも自分で決めます。無理強いはせず、興味時が吸収時を見逃さずに、褒めて自信をつけ、達成感の蓄積をすることで、子ども達はどんどん上手になっていきます。四泳法にこだわらない、水中での身のこなしを重視し、プール全体を使って、よりダイナミックに遊ぶことが目的です。

 

こんな、一風変わった教室は、日本全国探しても、スイミ~くらぶだけだと自負しています。

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