一年生も頑張った!シュノーケリング 足の届かない深い海への挑戦!

元気ッズクラブ教室スタッフ 中村めぐみ

 

目次

まってました。夏だ!海だ!シュノーケリングだ!

野外・水中活動教室元気ッズクラブ、夏のプログラムは「シュノーケリング」。年間スケジュールの中でも最も重要なプログラムです。

 

プロフェッショナルに学ぶ

今年は萩市のダイビングショップ「SEAイルカ」経営、プロ・ダイバー平井原子さんを特別講師にお招きし、プールレッスンから海での実践まで専門家によるレッスンが実現しました。
本来ダイビング(シュノーケリング含)は、10才以上でなければレッスンを受けられないのですが、元気ッズの子ども達は日頃から様々な水中活動を経験していること、プールレッスンを含んだトータルカリキュラムを組み立てていたことから、特別に指導していただけました。

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まずはプールで特訓!

その為に、元気ッズの皆は、シュノーケルの練習を早くから始め『特訓』を重ねてきました。マスクを着
け続ける事、パイプから水を出す練習、パイプをくわえ続け、あごの疲れに困りながらも、子ども達は一生懸命取り組んでくれました。
『皆で海に行く』という言葉に支えられながら頑張った事、自分用のマスクを購入したと嬉しそうに報告してくれた事など、我々スタッフにとっても励みになり、イベントへの意気込みに繋がりました。

7月17日、曇りのち晴れ絶好のコンディション!

行き先は阿武町奈古の筒尾海水浴場。子ども達は泳力別にA班【上級】B班【中級】・C班【初級】に別れ、平井先生・ご主人の平井健先生・そして藤崎優子先生と専門の先生に直接指導を受けました。
最初は準備運動から・・・と言っても子ども達は待ちきれず、いきなり海へ。「ちょっと待ちなさい!」といきなり注意。ライフジャケット着用とはいえ、2~3m沖に向かって行けば足のつかない海ですから、危険を伴います。なので、バディを組んで二人組になって行動します。子ども達は大興奮!

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好奇心いっぱい!

A班【上級】は平井原子先生。最初は団子状態で前に進んでいましたが、徐々に緊張も解れてきた様です。積極的に水中観察。周囲を確認しながらも、思い思いに観察していました。
休憩中にイカの死骸を発見。いきなり解体しはじめ、イカ墨でストーンアート開始!子ども達にとってこの寄り道が大事だと元気ッズでは考えています。好奇心いっぱいで、なんでも吸収できる時期だからこそです。ですが、残念ながら本日のメインはシュノーケル。イカは置いといて再び海へ。

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その後は岩場へ向かい、片手程の大きさの魚、うに、魚の卵等を夢中で見ていました。

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本物がいた!

B班【中級】は平井健先生。防波堤の近くにまで行き、レアなイモ貝を見付けたり、ゴンズイ(海にすむナマズの仲間)などの魚が集団で泳いでいるのを見たりと興味深々。プールレッスンで写真を使ったリアルな「お魚カード」でシュノーケリング練習をしたお陰で、本物に会えた感動が倍増したようです。

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魚がいた!

C班【初級】は藤崎優子先生。一年生さきちゃんとまさはる君はシュノーケリングは初めてのことで、藤崎先生と手を繋いだまま。ですが、足が届かない場所に連れて行ってもらい、魚の観察。魚を発見するたびに歓声を上げて喜んでいました。藤崎先生も、一年生なのに泳力が高く、怖がらないので感心しておられました。

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群れ遊びが大きなテーマ

今回は海でのシュノーケリングへの挑戦でしたが、プールの通常教室においても新しい事への挑戦に向けて、子ども達は我々スタッフ陣に『何が必要か』を常に考えさせてくれます。
プログラムが子ども達の成長スピードに遅れをとらない様に、また、年齢層の幅広い男児、女児に喜んでもらいながらも、リーダーを主体とした※『群れ遊び』を組み込みたいと考えています。なぜなら、これから先、様々なルールのある社会へ入る準備をしっかりとしてもらいたいからです。
※『群れ遊び』・・・管理者もしくは指導者のいないところで、子ども達が群れをなして自分達の勝手なルールを楽しみながら遊ぶ遊び。

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元気ッズでは冒険の体験

スタッフは課題を子ども達に伝え、様子を眺め、共に活動しています。子ども達は最初素直に課題を実践していますが、その後は各自のオリジナルが始まります。最後は違う課題になる事も多々あります。私達はそれも重要視しています。
コーチは水面に一石を投じ、水面の波紋は子ども達に任せ、遊びの質を深めてもらいたい。その分、元気ッズの皆は初めての体験をする不安と緊張と戦っているので、帰宅時は充分受け入れ、子ども達の勇気を褒めてあげて下さいね。その喜びが次への新たな冒険へのチャレンジに繋がると私たちは考えています。

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