親離れ子離れ教室~なっぴ~くらぶ~

『自分でできる』を応援する教室 意思を発揮する

この教室は、子どもの自律期を応援する教室です。

自律とは自分を律すること。自分の意志で動き、自分の力でやってみること。自分でできた時は最高の喜びが待っています。さぁ、今日はどんな子ども達の意思が発揮されるでしょう。そこから子どもはどんな『自分でできた』を見つけていくのでしょう。

 

目次

今日の絵本は『だちょうにいちゃん』

お兄ちゃんだけど、卵の殻をなかなか脱げない…けどおにいちゃんだもん…そんな気持ちが入り混じったお話。

さぁ、なっぴ~の子ども達はカッコイイお兄ちゃんになれるかな。

 

お部屋遊びで福笑い

色々な形を選んで、卵型の台紙にのせていきます。

『おひげが生えたよ~』

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プールに入ったらすぐにヒーロー気分

プールでは、『ワニをやっつけようぜー』と言って、お友達とプールで元気に泳ぎ始めました。
すぐにコーチをサメに見立ててヒーローになりきっています。

『ひかりおろち~』ポケモンの技で水かけ。パワーアップで『ひかりおろちバタ足』で水かけ。

コーチのサメも負けてはいません。ロングビート板に乗って近づくと、子ども達は、コースロープを乗り越えて遠くまで泳いでいきました。逃げるのに手段を選びません。

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もっと強くなるぞ~

更に、強くなるための特訓です。腰ヘルパーをヤシの実に見立ててパンチで割っていきました。水しぶきを散らしてたくさん割ることができました。

 

ライオンが登場!どうする兄ちゃん達

『がぉー』コーチがライオンに変身して登場。

『ライオンビーム』なんと、ビームまで発射。(手で水をかけてきます。)

子ども達もビームで反撃。すると、ひとりの子どもが何か考え込んでいます。

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ライオンの嫌いなもの

『ライオンの嫌いなものを考えているの』

『わかった。キャベツ!』

『がぉ~違うよ。潜って泳ぐ子どもが嫌いだ~』

それを聞いた子ども達は、一斉にお顔付けをして泳ぎ始めました。ライオンにめがけてぐんぐん泳いでいきます。

みんながいるから怖くない。

やった。ライオンが逃げたよ。

できることが楽しいよ

それから、子ども達は、自分なりに強くなるためにがんばりました。

私たちは、このことを

『一人遊び』と呼んでいます。

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自分の力で出来ることが楽しくて、夢中になって取り組んでいるのです。すっかり、カッコイイお兄ちゃんになりました。

続々と自分の力でできたよ!

深い方でも泳いだよ。

ヘルパーなしで泳げたよ。

数を数えて40までお顔付けで泳げたよ。

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見えない強さを育む

nappi142~4才の子ども達は、「一人遊び」がとても大事だと思っています。「一人遊び」と言っても、決して一人ぼっちで遊ぶのではなく、自分が気に入った遊びを心ゆくまでとことん遊びこむことです。絵本に沿ったプール遊びのカリキュラムも設定しますが、子ども達の発想によって変化させています。

この日の絵本「だちょうのたまごにいちゃん」は、周りの友達が大人になる過程で自分の脱いだたまごの殻を「不要」だと思って捨てているのに、せっかくの硬くて強い殻だと脱がず、みんなの危機に殻を利用して助けに表れるヒーローでした。見た目は変な恰好ですが、その絵の迫力に子ども達は釘づけで尊敬の眼差しをキラキラさせていました。なんと!その殻は、もっと強くなろうとして食べ過ぎで割れてしまうのですが、心も体も強くなっていたので大丈夫というオチに、なんだか感動☆

大人達は、つい子どもの成長を早く早くと急ぎがちですが、慌てずじっくり内面の強さを育めば、この日の子ども達の様に、ふとしたきっかけで壁を越え、どんどん泳げるようになるのでしょうね。

なっぴ~くらぶコーチ  松本真佐美

 

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