2月13・14日、きらら博記念公園プールにて、「きららカップ2016」が開催されました。この大会には、毎年オリンピックメダリストや日本代表選手が招待されます。
今年度は、ロンドンオリンピックメダリストの入江陵介選手や松田丈志選手など、日本のトップ選手が集結しました。
出場者1200名!
参加標準記録が上がったにも関わらず、全出場者も約1200名(県内選手約200名)と年々増加しています。NAPからは、7名の選手が標準記録を突破して出場しました。
《男子》末兼大輝(平川中2年)溝部修平(小郡中1年)《女子》溝部由依(防府高2年)新見友季子(山口高1年)後藤喜久(小郡中3年)岡村優里(大嶺中1年)岩本沙紀(大内中1年)
※選手の学年は平成3月31日現在のものです。
入江陵介選手出場!
一番の注目は、なんといっても
ロンドンオリンピック銀メダリスト 入江陵介選手が参加したことです。
会場には、入りきらんばかりの観客が予選から押し寄せていました。その泳ぎには、観客はもちろん出場選手・コーチたちも魅了されていました。
特に子供たちにとってはあこがれの選手の泳ぎが、間近で見て感じることができたのは、とても貴重な経験だったと思います。
全体的なレベルも上がり、決勝進出するにもレベルの高い記録が要求される大会です。
そのなかで、13・14才区分で、溝部修平くんが、50m自由形で13才ながら第2位の表彰台へ。その他の100mバタフライ・200m個人メドレーでも入賞を果たしました。
1才の違い。水泳競技でのその差は、とても大きいものがあります。同じ14才でも中学3年生もいますから、実際には2学年違うこともあるのです。
男子はこの時期に体格が大きく変化し、高い身長も有利な条件となります。決勝に残ることは難しく、全体でも数名のみでした。その中での表彰台・入賞は、本人の大きな自信になったと思います。
種目 | 結果 | 順位 |
末兼 大輝 50m自由形 |
28.07 | 予選18位 |
溝部 修平 50m自由形 50m平泳ぎ 100mバタフライ 200m個人メドレー |
25.73 33.46 1.00.35 2.20.01 |
決勝2位 予選10位 決勝5位 決勝8位 |
溝部 由依 100m自由形 200m自由形 400m自由形 |
1.05.02 2.17.27 4.56.02 |
予選45位 予選42位 予選31位 |
新見 友季子 200m自由形 400m自由形 |
2.23.49 4.59.46 |
予選54位 予選33位 |
後藤 喜久 50m平泳ぎ 100m平泳ぎ |
37.38 1.22.76 |
予選15位 予選19位 |
岡村 優里 100mバタフライ 200m個人メドレー |
1.08.64 2.40.79 |
予選11位 予選25位 |
岩本 沙紀 100m平泳ぎ 200m平泳ぎ |
1.18.28 2.48.89 |
予選12位 予選13位 |
速報!全国ジュニアオリンピック
3/27~30に「全国JOCジュニアオリンピック春季水泳競技大会(以下JO)」が行われました。この大会は、厳しい参加標準記録を突破した選手が全国各地から集い、競い合います。会場のプールも、競泳の聖地とも呼ばれ、今年のリオ・デジャネイロオリンピックの選考会も行われる由緒ある素晴らしい東京辰巳国際水泳場です。
NAPからは、2年連続で溝部修平くん(小郡中1年)が50・100m・200自由形、100mバタフライ、100m平泳ぎの5種目で標準記録を突破し、出場を決めました。規定により3種目までしか出場できないので、得意な50m自由形、
100 mバタフライ・平泳ぎに出場しました。昨年は、初出場で50m自由形の1種目しか出場できませんでしたが、今年は5種目突破という成長を見せてくれました。
大会本番では、
・50m自由形 25秒25
・100mバタフライ 59秒63
・100m平泳ぎ 1分7秒85
と、全国大会という大舞台で自由形・バタフライ2種目で自己ベスト更新!
夏には、JO夏季大会・全国中学校選手権大会が開催されます。今回の結果に決して満足せずに、次に向けて前進あるのみ。本人も夏は、得意な50m自由形、100mバタフライで全国大会出場を狙うと言っています。
これからも競泳コースの選手たちへの応援よろしくお願いします。
担当コーチ 河村 浩道
今回のジュニアオリンピックは2回目の出場だったので、あまり緊張はしませんでした。辰巳のプールは、25メートルの短水路で好きなプールですが、慣れているきららの方が僕は泳ぎやすいです。来年の標準記録を目標に大会では泳ぎましたが、届きませんでした。夏の大会では、年齢区分(13~14才)で有利になるので、50m自由形で、一秒くらいタイムを縮めて決勝にはぜひ残りたいです。
溝部 修平
コメント