チャレンジできることを見つけ、楽しく泳ぎを覚える
楽しくなるように
ジュニア幼児は『楽しく泳ぎを覚える』教室ですが、つまり『楽しくないと泳がない』ということです。
幼児さんは、楽しかったら多くを言わなくても進んで行動しますし、チャレンジもすることが多くなるというわけです。
自由に泳いで準備運動
コーチ『山へいくよ~』
今日は山できのこ狩りをする設定。まずは、身体をならすために、25mを往復します。
コーチとお話ししながら泳いだ後は、自然に佐藤コーチの周りに子どもたちが集まりました。
ボビングジャンプ
プールの底を足で蹴ってジャンプしながら進みます。
ボビングジャンプは呼吸の練習になります。
深い方でボビングジャンプ
赤台の上でボビングジャンプ
コーチと一緒にボビングジャンプ
泳ぎの練習
コーチ『泳いで行くよ』
『最初はロケットよ。バスケット!』子どもは思わず笑顔。
2日後には、『ビスケット』の言葉が仲間入り。『ロケット。バスケット。ビスケット。』
幼児さんのどのクラスでもうけるようです。良かったです。
泳ぐ練習の時は、各自の課題の泳ぎで進みます。
ぐるぐる回ってロケット
手回しロケット
ラッコロケット
頭を入れてけのびロケット
息継ぎロケット
みんなが泳げるようにお名前を読んでコーチが誘います。
山に登ってジャンプ
さぁ、いよいよ山登り。
赤台を3段重ねて、泳いでよじ登り、ジャンプしてまた泳ぎます。プールサイドに上がってまたスタートです。
ぐるぐる回って繰り返します。
ジャンプが怖い子どもには、『一緒に飛ぼう』と声をかけます。
コーチも山に登って、励まして一緒にジャンプ。よく頑張りました。
山の滑り台
いったい何周回ったことでしょう。なんて元気な子ども達。ぐるぐる回るのはお手の物。並ばなくても、自分のペースで回れます。
チャレンジできることを楽しむ
子ども達の泳力には違いがあります。でも、みんな初めは泳げなかったし、水が怖かった子どももたくさんいます。
みんなと同じようにと思う必要は全くありません。
カリキュラムの中で子ども一人ひとりがチャレンジできること、面白くなって繰り返しやることを楽しむことが大切だと思っています。
子どもが思うよりも高い壁を提示してしまったら、越えられるはずの低い壁も乗り越えられなくなります。
チャレンジしてできるところを見つけてあげる、できたらそれを存分に繰り返し楽しむ。そうしていけば、あら、いつの間にかこんなに泳げるようになって…となるのです。
山のきのこ採り
プールの中にきのこカードを落としてきのこ採りが始まりました。アームヘルパーを付けていた子どもも、アームヘルパーを外して潜ることに挑戦。潜れなかったら、顔付けに挑戦。きのこカードを取ろうと、みんな必死です。
深い方のプールでも、きのこカード取り。自分の身長ほどの深さのカードを潜って取ります。足で器用にカードを浮かして手でキャッチ。なかなかの知恵です。
『きのこに顔がある!』思わず笑顔の子どもがいました。そして、またきのこカードを探し始めました。
たくさんきのこが採れました。みんな満足な表情でした。色んなやり方できのこのカードをゲットできたようです。
また来週来てね
プールが終わったらシャワーをして、コーチの周りに集まります。体を拭きながらおしゃべり。
コーチ『雪が降ったね』(3月初めの雪の日の翌日でした)
子ども『ゆきだるま作った』
コーチ『ゆきでわたがしつくって食べた』
子ども『え~』
プールも楽しいけど、コーチも楽しいのね。また来週、待っています。
チャレンジしてくれることがうれしい
このクラスは子どもが9人で、なんと男の子だけのクラスとなっています。みんな元気で仲が良くプールに入る前から館内で楽しそうに遊んでいます。プールに入ると泳力はバラバラですがそれぞれ自分の出来ることに進んでチャレンジしてくれます。
この日も今まで深いところでボビングジャンプをしたことのなかった子が自分から進んで深いところにきました。こういうチャレンジがとても嬉しく思います。
また、頭のてっぺんまで潜れない子が頭のてっぺんまで潜ることにチャレンジ!見事に潜ることができました。
最後にキノコを発見!潜れない子もゴーグルをつけ必死に水の中を見ようと顔をつけます。潜れる子は深いところに落ちているキノコ採り。キノコをとって、みんな満足そうでした。
水曜担当コーチ 佐藤真沙士
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