★ きし先生のつぶやき

かなり前になりますが、ある過疎地の小学校に水泳指導に行ったことがあります。全校生徒が当時12人だったと思います。そこの児童達の印象は、とてものびのびしているな、という印象でした。

水泳が終わった後、その小学校の給食を一緒にいただく機会がありました。そこの給食は、100%手作り、といった感じで、これが本来の給食なのかな、と感心した記憶があります。

「給食で死ぬ?」

「給食で死ぬ?」というちょっと衝撃的なタイトルの本を最近読みました。校長先生が給食を含め、教育改革を行っていく、という本です。その本のサブタイトルが「いじめ、非行、暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった・・・」というものです。それによると、成人病やうつ、「キレる」原因なども給食を含む学校環境にあるというのでビックリです。
当社でも「子どもを不幸な事件の主人公にしたくない」という研修を受け、プールその他での指導に生かしていますが、本書でも世間を騒がす事件を起こした少年少女の食事環境、および学校の環境(例えば花も植えられず、殺伐としていて心が安まらない)といったものも背景にあるとのこと。
山口の小学校は、自分が行ったことのある範囲では良い環境にあるようには思いましたが。普段の食生活はみなさまどのようにされていらっしゃいますでしょうか?

自分達で食事を作る?

イベントでキャンプや野外調理などをすることが自分も過去何度もありますが、その度に思うのが、「野菜や果物が嫌いな子が多い」「アトピー、アレルギーの子が多い」「スナック菓子はこちらが制限しなければいつまでも食べる」といった傾向。
生活が便利になりすぎてしまうのも考えものかも・・・と思ってしまいました。
だからこそ、自分達で食事を作る、といった体験はぜひ必要だと思います。

あるイベントで「これ、きらいだから絶対食べん!」と主張していた子が、自分が野菜を切ったり、いろいろお手伝いをした結果、おかわりをするほどたくさん食べてくれた、ということもありました。
自分も子ども達に提供するに当たってさらに工夫をして、できる限り自然の素材を子ども達に食べさせてあげる体験を多く作ってあげたいなと思います。

元気ッズクラブ教室責任者
ジュニア学童教室担当
岸 健一

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