8月の全国JOC夏季ジュニアオリンピックが終わり、2021年度シーズンが終了しました。
昨年度は、新型コロナウイルス感染防止の影響で全ての全国大会が中止。その代わりに、通信大会として開催されました。しかし、今年度は感染防止対策を万全にして開催県での開催となりました。
NAPから、(2021年度の)全国大会に、『とびうお杯全国少年少女水泳競技大会(浜松市)』にN選手(白石小6年)、『全国JOC夏季ジュニアオリンピック大会(大阪府門真市 東和薬品ラクタブドーム)』にY選手(白石中2年)の2名が出場しました。
特にジュニアオリンピックは年々標準記録が上がってきており、全国でも約3000人程度しか出場することができません。全国で高校生以下の競泳人口は約15万人。選手たちにとってはあこがれの大会で、5日にわたって行われました。本年は特別に新型コロナウイルス感染防止のため年齢別に分散して行われました。
Y選手は昨年も出場権はありましたが、通信大会となってしまいましたので、開催県での参加は初めての挑戦です。
元々、口数が多い方ではありませんが、前日の出発時点から緊張のためか更に口数が少なく、常に緊張している様子でした。小学6年生時、『とびうお杯(浜松市)』に出場した時は、保護者も一緒でしたので、普段とあまり変わった様子はみられませんでしたが、今回はコーチと二人きり・・・おとなしかったのはそのせいでしょうか?
レース本番は、緊張のせいかスタートが出遅れたか・・と思いましたが、浮き上がりからスピードが徐々に上がり、25秒70と自己ベストをみごとに更新。
初めての大舞台での緊張感とレースでの駆け引き、そしてコーチとの二人旅。Y選手にとって良い経験となったことと思います。次のシーズンに向け、今回の経験を自信に変えて、気持ちを新たに日々の練習を頑張ってくれることと期待しています。
競泳・泳法主任 河村 浩道
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