プールは好き!でも眠い…Jくんのお話
お水が好きになってきた
もともとお水が得意ではなかったJくん。ここ最近はお友達とお水のかけ合いっこなど、ずいぶんお水にも慣れてきて、お顔にかかることも嫌じゃなくなってきていました。お水が苦手だったころもプール活動は大好きで、プールに入る時に泣いてしまうことはありませんでした。
眠たい時はプールに入れない
しかし、九月に入って一週目のある日。車で向かっているときに眠ってしまったようで、お母さんに抱っこされながら入って来ました。
プレイングルーム活動の時も、少し遊んで、お母さんの腕の中でうとうと…少し遊んで、うとうと…
いよいよお着替えの時、お母さんが着替えようというと、『今日は帰る!』と泣いてしまいました。
お母さんもお姉ちゃんのお迎えがあり、今日は帰ります…と、その日は帰ってしまったのです。
後日、お姉ちゃんの教室についてきていたJくんに、『次は一緒に遊ぼうね!』と言うと、『うん!』とすごく元気に言ってくれました。
お母さんも『次いつ入れるの?と聞いてきて、ほんとプールは好きなんですけど』とおっしゃっていました。
ですが翌週、また車で寝てしまったようで、先週と同じようにお母さんに抱っこされて眠りながら来ました。そして、『ママがいい!今日も帰る!』と泣いてしまいました。
抱っこで気持ちに寄り添って
お母さんは二週続けて休ませたくないようだったので『お母さんが良ければ、泣いていてもお預かりします』と声をかけました。
お母さんから離されてしまったJくんは、今まで聞いたことのないくらい大きな声で泣いていたのですが、Jくんの気持ちに寄り添いながらゆっくり話しかけ続けました。そして、とりあえずプールの様子を見に行こうと誘い、洋服のまま抱っこで、プールへ行きました。
少し落ち着いてきたので、『お友達も楽しそうだよ!ママが帰ってくるまでだけでもお水遊びしない?』と声をかけていると『じゃあ着替える!』と言って泣き止み、すすんでお着替え。お母さんが戻ってきた後も楽しそうに遊んでいました。
信頼していただいたから
お母さんが泣いているわが子を置いていく事は抵抗があると思います。
でも私たちを信頼して預けてくださったおかげで、Jくんも楽しく遊ぶことができ、私たちにとっても、すごくうれしい出来事でした。
季節のプチイベントを楽しみたい!
なっぴ~くらぶでは、プレイングルーム活動の時間、季節に合わせたイベントを行っています。
今年の夏には夏祭り、秋には運動会を開催しました。
夏祭り
夏祭りでは、その月にみんなが作ったたこ焼きをパックに詰めて、たこ焼き屋さん・ヨーヨー釣り・お菓子の千本引きをして楽しみました。
今年もいろんなイベントが中止になり、お祭りにまだ行ったことがないという子もいて、とても楽しそうでした。
運動会
十月は三週間通して『運動会』をテーマに活動しました。
一週目は『玉入れ』
二週目は『キャタピラ競争』
三週目は『障害物競走』
キャタピラ競争は、段ボールで作ったキャタピラの中でハイハイやほふく前進のような姿勢で進みます。
一人ではまだ怖いお友達は、お母さんと一緒に♪
障害物競走では、一本橋を渡って、網の下をくぐり、マットの上をころころ転がって、最後はお母さんのところにゴール!
たくさん動いたのでプールで遊ぶ体力が残っているかな?と思っていましたが、そんな心配をよそに子どもたちはいつもと変わらず元気いっぱいプール活動も楽しんでくれていました。
なっぴ~くらぶでは、プレイングルーム活動をしっかりお母さんと触れ合う時間として、とても大切にしています。
そして幼稚園や保育園にまだ通っていない子たちにも、プレ保育のような感覚でいろいろな行事を楽しんでもらいたいと思っています。
なっぴ~くらぶ責任者 吉本 萌子
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