お母さんと離れる時に泣いてしまう~なぜだろう?に答えます~
なっぴ~くらぶ(2・3才)によく見られる光景の一つに、お母さんと離れる時に泣きだすお子さんがおられます。
お母さんから離れられないで泣く行動について考えてみました
2・3才ってどんな時期?
『じぶんで!』『イヤイヤ』が多くなる時期ではありますが、決してお母さんを困らせようとしているのではありません。
お母さんが大好き!が大前提。
おめでとうございます。自我の芽生えです。
自我が芽生え、自立への第一歩を踏み出したお知らせの行動です。
『自分でする!』
『自分でやってみる!』
大好きなお母さんが近くにいるから安心できるお母さんがいるから
自分でやってみることが出来ます。
ひとりで、自分の力でやれることが嬉しい
この時期は、安心できる環境の中、色々ひとりで試してやってみたい時期です。その子どもにとって楽しい行動を私達は、ひとり遊びの時期と言っています。
安心できる環境とは?
慣れ親しんだお家や、お母さんが傍で見守っていてくれる事です。
見守りとは?
ひとりでやってみるから見ていてね。
困ったら、すぐに助けに来てね。
助けを求めるまで手は出さないでね。
自分でやりたいのだから。
こんな感じでしょうか?
注:そんな簡単なことではありません。お母さんファイト!
ひとりでできるから
さて、この時期に『ひとりで何でもやりたいのなら、ひとりでプールにも行けそう…』は、現実そんなに甘くはありません。
個人差はありますが、喜んでひとりで行ける子は稀だと思います。
大人の我々でさえ、言った事もない場所で、初めて会う人の輪に入るのはかなり勇気がいるものです。
だから、初めてなのにひとりで行ける子は素直にスゴイと思います。
なぜ泣くのか?
お母さんと離れたくなくて泣いています。その時は、とても不安を感じている時です。
お母さんと相談して、お子さんをお預かりして、泣きながらコーチに抱っこされて行くか、お母さんにプールサイドまでついてきて頂くかをお願いしています。
我々コーチにできること 子どもの気持ちに寄り添う
なっぴ~くらぶのコーチは、『お母さんの代わり』です。
親子ほどの信頼関係を築くのは難しいですが、少しでも安心してもらえるように、ひとりひとりに寄り添う努力をしています。
お母さんの気持ちに寄り添う
同時に、預けてくださっているお母さんが、安心して頂けているかということも、私達コーチの大きな課題です。
ギャラリーから見てくださるお母さんの表情で、子どもの気持ちも随分と変わってきます。お母さんの気持ちにしっかり寄り添う事も大事にしています。
「覚悟」と「決断」が決め手
泣いているお子さんを預かる時、お母さんと、コーチの気持ちが同じ方向を向くのがベストだと考えています。
泣いて行きたがらない我が子に対し、泣き止むまでプールサイドで見守ってくださるのか、泣いていてもコーチにお任せいただけるのか、お母さんに「決断」をして頂きたいのです。
なっぴ~の主婦コーチは、子育て経験もありますし、お任せいただけるのであれば、私達も「覚悟」を決めてお子さんに向き合います。
基本的に、私たちの声はなかなか泣いている子の耳には届きません。でも、諦めずに寄り添い続けていると、気持ちが切り替わる時もあるのです。様々なパターンがありますが、なっぴ~世代の気持ちの変化は一進一退です。
一回の結果で判断せず、泣くこともある日を繰り返しながらお母さんと一緒に考えていければいいなと思います。
そして、その先にプールですごく楽しいことが待っています。
自分でできるを体験できるパラダイスが待っています。
なっぴ~コーチ 中谷 理絵
NAPのホームページから『なっぴ~教室日誌』ブログのラインナップ
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