物語遊びに使った絵本は『うしのもーさん』
この日の活動のテーマは『色々なものに乗ってみよう』です。もーさんみたいに乗せたり動物みたいに乗ったりして活動すると楽しいかなと思いました。
プールで乗るものにはビート板、浮島、ロングビート板があります。お馴染みのプール用品ですが、色々な使い方をして楽しむことができます。
その中でもバランスを取る活動はスリリングで面白く、『やってみたい!』とみんな自主的にチャレンジしてくれました。
バランス感覚を育てる意義
泳ぐときはお腹でバランスを取ります。バランスを取ることができないと、けのびキックで左右に身体が動き、泳ぎが安定せずに崩れてしまいます。※けのび姿勢は4泳法に共通する最も大事な基本的姿勢です。
スイミ~では野山をかけめぐるイメージで、経験していくにつれて自然に身体の運動機能が発達していくこともコンセプトのひとつにあげています。水中は不安定要素が盛りだくさん!なので、自然と自分の体をコントロールする能力が育ちます。
遊びの引き出しを増やす
道具を渡した後、やり方の提示は最小限に抑えています。スイミ~歴の長いお子さんは、道具の使い方の引き出しが多く、さらに引き出しを増やそうとまたいろんなことを試します。それを見て・真似て・やってみて、年下の子達は、引き出しを増やしていきます。そこが異年齢集団の利点でもあります。
指示はしないんです
スイミ~くらぶは、コーチが指示をしないというところが特徴です。群れていますが、自分のペースで考え、取り組むことができます。勝手ではありません。例えば集まる場合、担当が声をかけます。気付くのが遅くなった子がいても、周りの動きを見て集まってきます。
ひとり1人興味も個性も違うため時間はかかりますが、言い換えればそれは子どもが判断できる時間があるということです。強制ではない、自分で感じ、楽しみ、共有できる時間。一人で取り組みながらも※群れあそびが成立しているのです。
※ こどものこころの成長段階に合った遊びの名称
スイミ~くらぶ責任者 中谷 理絵
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