自分でできることが楽しい時期だから
なっぴーくらぶは、ひとり遊び(ひとりでやってみることを楽しむ)時期のお子さんを中心に、自分でできることの楽しさを体感してもらう教室です。なぜならお友達と一緒に群れて遊ぶ前に、この『ひとりでじっくり遊ぶ』ことがとても重要だと考えているからです。
ひとり遊びを存分に楽しめていると、ひとりでいることを極端に怖がることなく、ひとりで大丈夫な力がつきます。そうすれば大きくなった時に、他人に依存していじめっ子になったり、いじめられっ子になったりしにくいと言われています。
そんな力を育めるように、なっぴーでは極力手を出さず、子どもが自分でやるのを、まわりの大人が『待つ』ように心がけています。
イヤイヤ期は意志の心をはぐくむ時期
ちょうどイヤイヤ期に差し掛かるお子さんも多く、悩まれているお母さんもいますが、このイヤイヤ期もとても重要だと考えています。
この時のイヤイヤは、本当にそのことが嫌なのではなく、『誰かの言いなりになること』に対するイヤです。『自分でやってみたい』心に気付き始めた時期なので、何を言ってもイヤ!と返ってきます。
お母さんはすごく大変な時期ですが、このイヤを言うことで自分出しが出来るようになり、大きくなった時にも嫌なことを嫌と言えるようになります。反対に意志が出しにくいままだと大人になっても嫌なことをため込んでいきがちになり、精神的に心配です。この時期はイヤが言える方が健全な成長だと考えています。
この自分出しができる環境として、比較的安全で発散できるのがプールでの遊び場です。なっぴーくらぶではしっかり自分出しをしながら自分でできることの楽しさを感じてもらえるように、カリキュラムを組んでいます。
意志表示はイヤイヤばかりではありません。『自分でやってみたい』という心は、待っていればどんどん出てきます。そして、自分でできたら嬉しくて『見てみて~』となります。
最近、顔付けをする子どもが増えてきました。『できたことを見てほしい!』子ども達と一緒に、私たちコーチも喜び合います。
頑張っているお母さんの息抜きの場に
子育てに一生懸命頑張っているお母さんにとっても、息抜きができるような場になればと思っています。
ずっとお母さんと子どもだけの時間を過ごしていると、心に余裕が持てなくなってしまったり、息が詰まってしまうお母さんも多いかと思います。そんな時はなっぴーの代理母をうまく使って下さい。
同じ年代のお子さんがいるお母さんがたくさんいらっしゃるので、少しだけ離れて見守りながら、いろんな相談や悩みの共有をする時間になればと思っています。
1人で頑張らなくちゃと必死になっていたり、周りに頼れない環境の中頑張っているお母さんが、少しでも息抜きができて、今よりももっと楽しく子育てができるようにサポートさせてもらえればと思っています。
なっぴ~くらぶ責任者 吉本 萌子
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