ジュニア幼児ってどんな教室?
クラスに合わせたカリキュラム
教室では、保護者の方に2か月間の活動内容(カリキュラム)を配布しています。
クラスの子どもに合わせて『○○させたい』『○○できるようにしたい』といった目標を決めて内容を考えていますので、できるだけ教室を休みなしで来てくれたら嬉しいなと思います。
喜びは最強の応援
教室の子ども達はまだ幼児さんなので、お母さんお父さんが見てくれることが本人のやる気に大きく関わってきます。コロナ禍でギャラリーの混雑は避ける方が良いのですが、本来ならばプールの子どもの様子を笑顔で見てあげてほしいと考えています。
そして『〇〇できたね』『○○上手だったね』など一緒に喜び合っていただけたら、更にプール活動を楽しむことができると思います。はやくそんな日常に…と願うばかりです。
幼児さんが楽しんで練習できるように
この春1年生になるお子さんは、ジュニア幼児からジュニア学童に移行します。学童はファンタジー要素がない練習メニューを子ども達に渡します。そこがジュニア幼児と大きく異なるところです。
例えば、けのび練習をする際に学童では『けのびバタ足をします』と説明しますが、ジュニア幼児では『イカになって泳いでみよう』など様々な表現を変えて子ども達に伝えていきます。そうすることで、幼児期の子ども達がより楽しみながら泳いでくれると考えています。
進級日はシールの日
ジュニア幼児でもカリキュラム7週目が進級日です。進級日はどのくらい出来るようになったかを担当が認定する日となっています。子ども達とできるようになったねと確認しながら、自分の級カードにシールを貼ります。
少しでも『できるようになった』という達成感が持てるように、できた箇所に自らシールを貼ってもらいます。
私たちは、子ども達には『シールの日』と言っています。子ども達はシールの日が楽しみです。
級の順番が分かりにくい?
ジュニア幼児では級を数字で表しているわけではないので分かりにくいかもしれません。
「かに級」➜「あひる級」➜「ぺんぎん級」➜「くじら級」➜「らっこ級」➜「さめ級」の順番で進級バッチがあります。帽子についているバッチは合格したバッチです。例えば「あひる級」のバッチがついている場合は、次の級の「ぺんぎん級」を練習しています。
実はバッチの生き物は級の泳ぎの内容をイメージして決めました。
やっぱり分かりにくいかな?
〖今日ってバッチテスト?〗
子ども達によく聞かれるのが『今日ってバッチテスト?』です。そのたびに子ども達には『テストはしないよ。今日はシールの日』と伝えます。
学童教室では2ヶ月間練習した成果をテストで発揮してもらいます。しかし、ジュニア幼児では2ヶ月間でどのぐらいできるようになったかをシールで表します。
なぜそうするかというと、その日だけ一時的に出来たとしても今後の練習に繋がりません。常に出来るかどうかが重要になってくると考えているからです。
ジュニア幼児では「テスト」ではなく、日々の泳ぎを見てからの「認定」ですから、日々の活動が大切です。でも、意識しすぎて体や気持ちに力が入ってはうまく泳げません。子どもには、進級日を意識するのではなく、日々の活動を楽しみながら練習をしてもらいたいと考えています。
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