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12月~2月は水球を中心に活動をしています
年中通じて4泳法の練習と共に、冬は室内プールで楽しめる水球に重点をおいた活動。12月、1月は西京高校水球部のお兄さん達との交流ができました。最初はやや緊張の面持ちの子ども達でしたが、高校生のお兄さん達が気さくに話しかけてくれて、マンツーマンで立ち泳ぎやボールの扱い方を教えてもらえ、水球ゲームを一緒にすることができました。
西京高校水球部との交流 この日の水球メニュー ①立ち泳ぎ ひざ下を回すようにします ②横泳ぎ はさみ足で泳ぎます ③パス 片手で投げて片手で受け取る ④ドリブル 泳ぎながらボール運び ⑤シュート・ドリブルシュート ⑥水球ゲーム |
憧れの存在が子どもの成長を促す
お兄さんたちが銀メダルを見せてくれました。憧れを抱くには十分です。お兄さんたちのカッコよく上手なパス回しやシュートを見ることや、教えていただくことは水球への興味関心が増し、より水球が楽しくできると考えています。
こうして毎年水球に触れることで、高学年になれば水球技術も上達し、下級生からやっぱり憧れの存在になっていきます。
NAP宿泊は、年間2~3回程度、行います。自分たちで、ご飯のメニューを決め、買い物に行き、ご飯をつくります。
お泊りでは異年齢のコミュニティが深まり、仲間意識が育まれる事を期待しています。自然に子どもたちが群れて主体的に楽しく活動できていれば成功だと考えています。 |
「考える活動」と「プール活動」のつながり プールに入る前に、スタジオで「考える活動」を取り入れています。この中で、子ども達には、例えばプラスチックごみ問題、地球温暖化は本当?など考えてもらい、イベントで行く自然や、自分たちの未来についてなど、自由な発想で考えてもらっています。 プール活動とはあまり関係ない?いえ、そうではありません。 スタジオで話し合ったことをプールで活かす実例を一部ご紹介しましょう。 【着衣水泳】 プールの中を着衣状態で泳ぐ着衣水泳は、安全水泳で大事です。なぜ必要なのかを知ってもらうために、まず映像で、海や川の危険性を学び、意見交換をします。そして、着衣水泳をして、その翌週に感想を述べ合います。「服が脱ぎにくかった」「着衣水泳で今度はアスレチックをしてみたい」など、自由闊達な意見が飛び出てきます。 そこで、二回目の着衣水泳では、子どもが考案した水中アスレチックを楽しみました。自分で決めたことなら、夢中になれる、それが本当の「遊び」です。 普段は嫌がる赤台移動の手伝いも積極的にしてくれ、何度もチャレンジしました。 【400メートルリレー】 元気ッズクラブの400メートルリレーは、1年生から6年生が5~6人程度ずつ、3チームに分かれ、合計で400メートルになるようにリレー形式で泳ぎます。 そこで、スタジオで高学年が中心になり作戦会議です。だれが何メートル、何回泳ぐ?などを子ども達同士で納得がいくように決めていきます。 このような光景は、異年齢集団ならでは。コーチが主導で決めた方が早いのですが、子ども達が話し合って決めることにこそ、意義があるのです。 元気ッズクラブ責任者 岸 健一 |
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