9月は『シーカヤックイベント』
元気ッズクラブでは、4泳法はもちろんのこと、安全に楽しむ水中技術を身に付けることもできるようにカリキュラム化しています。更に、上達した水中競技の基礎技術を使う場としてイベントを提供しています。9月は『シーカヤックイベント』を実施しました。
コミュニティも体験してほしい
教室では、異年齢が群れて様々な活動をする中で、友達と信頼関係を構築していく取り組みを理想としています。教室が学校と年齢の枠を超えた子ども達の居場所となり、社会性(コミュニティ)の基盤を培う場になればと考えているからです。イベント活動はそういった面でもまさにもってこいの活動です。
高学年がリーダーとして異年齢集団を引っ張る
学童高学年期からは外社会への関心が拡がり、自立への準備の意識が芽生えます。元気ッズは、異年齢(1年生から6年生)の群れ遊びをしているので高学年がリーダーシップを発揮できる場が多くあります。その中で群れをまとめていく力が養われていくと考えています。そんな力が備わったと感じる先輩(中2)達がイベントに来てくれました。
元気ッズには進級基準がなんと8種類あります
水中技術と様々な泳力を身につけることをカリキュラム化しているので、元気ッズには4泳法とは別に、カヌー(カヤック)の進級基準があります。他にも、安全水泳・水球・シュノーケリング(ダイビング)進級基準表があります。
素朴な疑問!?
両者の違いは、主にこの2点です。
【カヌー】
●オープンデッキ
●シングルプレートパドル
【カヤック】
●クローズデッキ
●ダブルプレートパドル
どちらも、漕ぎやすい初心者用のものから、玄人向けのもの、一人用、二人用と、種類は使用目的によって多種多様となっています。
元気ッズはカヌーもカヤックもダブルパドルを使います。カヌー講習をしている子ども達は、カヤックでスムーズに海に漕ぎ出して楽しむことができました。
元気ッズでは、川でカヌー・海でカヤック、どちらとも水上からいつもと違った表情の景色を楽しむことができます。爽快な体験となります。
子ども達が考えるということ
『その考え良いねぇ』がいっぱい♪
大人が正解を教えるのでなく、自分で考えてもらいながら子ども達の自由で柔軟な発想を引き出す、そんな理想を目指して、元気ッズクラブではレッスン時間を30分前倒しで延長して、「考える活動」をスタートしました。まだ内容や進行方法など手探り状態ですが、これまで行った活動内容の一部、および子ども達からでた素晴らしい意見・反応を紹介します。
【海のプラスチックゴミ問題を考えよう】
第一回目からやや重たいテーマかとも思ったのですが、元気ッズのメンバーは海のイベントに多く参加した子も多く、今後も海水浴、釣り、ヨットなど行く機会は多いので、関心を持ってほしいと実行しました。
クイズも積極的に参加してくれ、そのあとには素晴らしい意見を発表してくれました。
★クイズ 「世界中で1分間に海に捨てられるプラゴミの量は?」
①バケツ1杯
②ダンプカー1台
③25メートルプール
☆正解は②ですが、③と答えた
子も多数いました。
「ペットボトルが自然に戻るのは何年?」
これは自由に答えてもらい、子ども達は10年から数万年まで様々な意見が出ましたが、正解は200年(600年~1,000年かかるという説もあります)。
これを受け、子ども達がグループでディスカッションし、出た意見を発表してもらったので、一部紹介します。
- 海にゴミを捨てない
- 海の生き物の気持ちを考える
- おそうじする
- 海の悲しさを知ってもらう
他にも【レジ袋有料化はなぜ?】
【地球温暖化はなぜ起こっているの?】等、子どもならではのユニークな視点が満載の教室です。
元気ッズクラブ責任者 岸 健一
コメント