指示待ちの子にしない遊びと学びを
「はなかっぱのだいぼうけん」
頭の花を探しに行く冒険のおはなし。『プールの物語り遊び』始まり始まり♪
①船の旅
みんな気をつけてね。この海にはサメがいるからね。海が荒れるよ。海に落ちた子は危ないよ。コーチは浮き島を揺らして、雨を降らせ荒波を演出。スリルを楽しみます。
②島が見えた
泳いで行こう
島に上陸したら、『島の探検だ~。』
③岩の山でジャンプ
岩の上からジャンプだ~登ってジャンプ、お友達とジャンプ、深い方でジャンプ、一段だけ飛んでみる、はながっぱ先生ととぶ。
④原っぱを進んでいこう
2コースのプールの中に赤台をあちこちと沈めて、赤台から赤台まで泳ぎます。あっちの赤台、向こうの赤台、自分が決めた方向にどんどん泳ぎます。ヘルパーだけで泳げるようになったしょうごくん、
ヘルパーなしで泳げるようになったこうくん、体力のついたしょうまくんは楽しそうに、たくさん泳いでいました。
⑤大きいお花を見つけた
みんな花の中に入ったり、花びらに乗ります。大きな花が回ります。メリーゴーランドみたい。反対にも回ります。広いプールだからできる事ですね。そのうち花びらから花
びらへ飛び移り、可愛い小さな虫たちが遊んでいるようでした。
⑥丘の上の透明の花
コーチが『見て透明の花、何色に見える』子ども達に聞きました。
頭を寄せ合って見ている子ども達。実際には何もないけど、子ども達は答えます。『赤色』『白色』『オレンジ色』
⑦浮いている花を採ろう
みんながチャレンジしました。下にはながっぱがいるから大丈夫だよ。
⑧花が逃げた~
コーチが花のお面をかぶって逃げます。花がにげた~追いかけろ~バタ足で追いかけます。挟み撃ちにして捕まえた~
⑨沈んだお花を採ろう
⑩みんな自分の素敵なお花を見つけたよ
みんなは自分のお花を見つけることができました。
あれ、はながっぱの花がない。みんなで探してあげよう。いい花みーつけた。
咲いた咲いたみんなの花が咲きました。
自分で考え、自分がやりたいから自分の力でやっていく
物語りに添って、コーチが遊びを提案。子ども達は、やってみる。どんどんやってみる。そこには、指示待ちの子ども達はいません。
この時期は、『目的の感覚』が育まれています。目的の為
『やる』=『自主的』か。
『やらない』=『消極的』か。
スイミ~くらぶは、自主性発揮‼どんどん『やる』ことができる教室です。
こうたはスイミ~が大好きです。最近は楽しみながらできないことへの挑戦もしています。最初の頃は、水に顔をつけるのも恐怖でした。それを思うと、できるようになりたいという本人のやる気を感じて、親としてはとても嬉しく思っています
★こうたくんのママより |
最初は泣いてばかりで、行くだけでも大変だったけど、頑張ったかいがあったね!
今では笑顔いっぱいで、楽しさ満載の時間だね♬ ★ゆうと・しょうごくんの ママより |
考えて動くことの重要性
近年、〈指示待ち〉という言葉を耳にします。自分の判断で行動ができず、誰かの指示があれば動けるという受け身の人を指します。
この教室で求められるのは、絵本の内容を理解し、設定された環境の中で自分のイメージした世界を表現する能力です。すなわち、考えて動くことなのです。誰しも、初めての環境に身を置くと、分からないので動けません。回数を重ねることで真似から始まり、オリジナルへと進化していきます。スイミ~は、3才から長い目で成長を見守り、指示的でないコーチとのやりとりのなかで自主性を育んでいきます。ポイントは、長い目で見て欲しいということです。すぐに結果を求めないでください。求めると指示的になり、結果〈指示待ち〉を形成してしまうからです。幼児期に育んでいく自主性を「今」発揮させたいのです。
スイミ~くらぶコーチ 中谷 理絵
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