フロントはミタ
この度の70号から、会員の皆さまとの窓口であるフロント業務を通してミタ、感じた、感動したエピソード等を紹介していきたいと思います。
まずトップバッターの私は、まだ一年と少しの新米ですが、日々が感動で、いつも皆さまに元気をいただいております。
水が怖い歩夢くんが?
5月に入会された中澤歩夢くんは、小学一年生。友人のお子さんなので、生まれる前からお腹に声をかけたり、生まれてからは抱っこしたりしていましたが、あっという間に元気でやんちゃな男の子に育ちました。
そんな何でも出来ると思っていた歩夢くんが、「急に水を怖がるようになってしまった!小学校に入ったらプールがあるのにどうしよう…」と友人に相談されて驚きました。
理由を聞くと、元々水遊びが大好きで、保育園でも元気いっぱい遊んでいたけど、ある日プールで滑って顔からドボンしてしまって、自分で立てなくて沢山水を飲んでから水を怖がるようになり、少し顔に水がかかるだけでビクッ!と怯えるようになってしまったそうです。
コーチに相談したら、「まず水を楽しんでもらえるように、ジュニア幼児さんのクラスでゆっくり水に親しんでもらいましょう!」
そうは言っても、すぐには克服できないのではないか……
私も幼い時水が怖かった?
実は私も幼い時、海で母が私を抱いたままこけて海に投げ出された経験があり、海や水がとても怖くて、海は膝下以下の所でしか遊べなかったのですが、父の転勤で海に囲まれた大島に三年いて、二年間は膝までしか入れなかったのですが、さすがに最後の夏は小三でしたし、兄と姉が沖の方で河童のようにスイスイ泳ぐのが羨ましくて、少しずつ深いところまで進む練習をして(もちろん浮き輪つけて)なんとか泳げるようになりましたが、あの溺れた苦しさは今でも忘れられません。
そんな経験のある私だからこそ、水の怖さを克服するということが、いかに大変かわかります。
歩夢くんが泳いでるのをミタ?
フロントは窓口業務だけではなく、あらゆる現場を点検して実際に見たり経験したりしています。
そこで、ジュニア幼児の現場点検を歩夢くんのクラスにし、入会して二か月足らずではまだまだ水を怖がっているだろうな…と思って恐る恐る見たら、なんとなんと顔をつけている?足から飛び込んでいる?何よりプールを楽しんでいる♪
お母さんも、最初は無料体験もダメだろうと思っていたのに、体験でコーチが楽しませてくれたのと、仲の良い山下蘭ちゃんと一緒だということもあって、その日に「毎日NAPに行きたい!」と言われてびっくりしたそうです。こんなに早く水に慣れるなんて思いもしなかったので、思い切ってNAPに通わせて本当に良かったと言われていました。
フロント 佐藤 久美子