泳ぎのワンポイントレッスン『 背泳ぎ 』②~手の動かし方~

背泳ぎをマスターしよう!
前号のキックに続いて、

『手の動かし方』

回しているだけのように見えますが、水中ではかなり複雑な動きをしています。水をしっかりとつかんで、たくさん進むためのポイントでもあります。肩の動かし方にも重要な役割が・・・。
意外に!? 奥深い背泳ぎです。

Q1.正しい手の動かし方って、どんな感じ?

A.ストローク(腕の動作)は腕を回すというイメージではなく、肩を回すようにして行うと良いでしょう。この時、ひじが曲がらないよう大きく回します。
クロールの時と同様、ローリングをしっかり行い、スムーズに肩を動かしながら小指から入水するようにしましょう。

Q2.正しいローリング方法は?

A.右肩から背中、左肩まで

sayu本の棒が通っているイメージを持ちます。その直線をゆがめないように肩を動かすのが、ローリングです。写真のように一方の肩が水面から出ている時は、反対の肩が水中深めの下にあるということになります。最初にキャッチした水を、ひじを曲げながら手の平で押していきます。この時に手を太もも付近まで持っていくことが大切!体の軸をしっかりとキープしながら、頭を動かさないように気をつけましょう。

Q3.手を回すと蛇行しながら進むのはなぜ?

A.入水後、ひじが曲がっていますか? リカバリーの時に太ももから頭の横までが一直線になっていますか?

水中をかく時に手を伸ばしたままかく人が多くいます。伸びたままだと体の横をかいてしまうので蛇行し、真っ直ぐに進みません。小指から入水して、体のローリングを使い、深めに入水します。ストローク(腕の動作)は体の後ろの近いところを手の平が通るように意識します。自然にひじが曲がってくるはずです。

Q4.息って、いつするの?

A.基本的にいつでも構いません。鼻から水が入りやすいので、鼻から息を吐いて、口で吸うようにしましょう。

sayu2

【ローリング】    体をひねる動作のこと。

体をひねることで水面に肩が上がりやすくなり、手を大きく回すことができます!

担当  中村 さゆり

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