NAPに入会したのは息子が8ヶ月の時、山口に越して、間もない時でした。見知らぬ土地での初めての育児に戸惑うことが多かった私にとってここはとても大きな存在でした。
『お母さんがしっかり見ていてくれるから大丈夫、その安心感があるから子供は自由に動けるのよ。楽しめるのよ。成長するんだよ。』何度か先生に言われた言葉です。
歩き始めていつもプレイングルームから逃げ出す息子に困っていた時にこの言葉を言われ、連れ戻さずに待っていると自分から戻ってくるようになりました。
また、1歳4ヶ月の頃には気に入らないことがあると噛み付くことがあり、悩んでいた時にも同じような言葉と『お母さんだけじゃなくて私も他のお母さん達もしっかり見てるから大丈夫。ここでは思う存分遊ばせてあげて。』と言って下さったことは本当に私の気持ちを楽にしてくださいました。
先生や他のお母さんと話すうちに『少し見守ってみる』ことを意識的にするようにすることで自分にいい意味での余裕が生まれました。息子は噛み付くこともなくなり、本当に伸び伸びとお友達と遊べるようになりました。
さらにプールでは親子しっかり触れ合う、息子には楽しくてたまらない時間です。プールサイドから助走をつけて飛び込んできたり、コアラのようにくっついていると思いきや自分から一人でプカプカ浮かんだり。安心しているから出来るようになってきたのかなと思います。
とはいうものの活発で自我もどんどん出てきている息子にハラハラさせられることもあります。『口は出さないけれど目は離さない、いつでも受けとめてあげる』ということを忘れず、これからも一緒に進んでいければと思います。
ひろとママ