ＮＡＰのジュニア幼児クラスは、従来のスイミングのイメージとは、大きく違うとお感じでしょう。
今回はＮＡＰ流の発達段階と泳ぎの習得の進み方を関連付けてお伝えしたいと思います。
泳ぎの習得には段階があり、その進み方にも個人差があります。それぞれの段階を大切に考えると、泳力の獲得が進まず、時間がかかりすぎるように見えます。しかしその段階を大人の都合で飛ばすと、子どもは必ずそこに戻ろうとします。
スムーズに泳力の獲得を目指すなら、発達段階と泳力の獲得を十分に考慮し、結び付けることが重要です。まず、しっかりと信頼関係を結び、甘えられる環境作りから始めます。甘えを受けとめつつ、こちらの気持ちも伝え、相互に思いを伝えあえる関係作りへと進めていきます。
ＮＡＰ流の指導は遠回りなようですが、実は、子ども達が自分の力で泳力を獲得できるように配慮しているのです。
ジュニア初級主任 市原路津子
