前号(2024.7月号)


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第6回コミュニケーション能力は「群れ」のぶっかり合いから!?

マイホーム🏡を手に入れてから3年で次男・三男と生まれあっという間に5人家族となった。しかし、我家には子ども部屋は2部屋しかない😅設計段階で子どもが3人になる…などとは全く想定していなかったためであるが、結局のところ子ども部屋は物置と化し家族5人が台所・居間・寝室と同じ部屋で暮らしていた。一軒家ではあるものの以前のアパート暮らしと何ら変わらぬ生活スタイルであった😂
その後、小学校入学に合わせ『学習机』なるものを購入し子ども部屋に設置。「勉強をさせなければ…」と子ども部屋を機能させようとしたが、全く意味をなさなかった😓なので購入から20年が経過した我家の学習机は未だ『未使用』である。(必要な方には無料でお譲りしたい…)
しかし、兄弟3人同じ部屋で暮らしているのはいいが日々ケンカの連続😤仲直りしたと思えばまたケンカ🤛特に三男が兄達について行けるようになってからと言うもの家の中が大変なことになった。そんなドタバタの日々が長男の高校卒業まで続いたが、今思えばそれが良かったのではないかと思う💦それは・・・
家庭内に自然な子どもの群れが形成されたからである。
それにしても、同じDNAをもっているはずなのに「こんなに違うのか!?」と思うほど三人三様💨その3つの個性に躾や教育を行うのは至難の業であった。真っ向から挑んだつもりだったが結局のところ親のエネルギーがついていかなかった🥲
そうして親の介入がなければ、それぞれが個性をストレートに発揮。ぶつかり合いに発展することは必然であった。そして、いじめやケンカ…時には流血騒ぎもあったが、家庭内であるから問題にはならない😓親が騒ぎ立てなければ、また一緒に遊び始めるのである。
通常4歳を過ぎた頃から群れで遊ぶ行動スタイルになっていくが、この『群れ遊び』では、子どもが自分達だけの社会を築き、自ら作ったルールのもと他者とのコミュニケ―ションを含む社会生活の基礎的感覚を培うと言われている。
それから考えるに将来様々な集団に属し自立した人生を送るための基礎がこの『群れ遊び』ではないかと思うのだが、その感覚を培うには日常的なトレーニングが必要である🤼‍♂️その場が幼稚園や小学校だが、最も日常的な場所は『家庭』ではないだろうか?
兄弟でぶつかり合いを繰り返し、幼稚園や学校でも様々なことがあったが😅揉まれながらもその都度解決し、親の手の届かないところで三人三様の道を歩んでいる現在の我が子を見ていてそう思う今日この頃である。