昨年12月に続き、第2弾となった水球合宿。今回も、ナップの営業時間外を利用して、子どもたちがのびのびと水球に調理、自由時間を満喫するイベントとなりました。
まずは、お好み焼きづくり。オリジナルのトッピングを話し合ってもらい、「エビ」「タコ」「豚肉」「焼きそば」などなど意見が出てきました。こういう場で自己主張できるのも、立派な能力です。
買い物班と調理班に分かれ、それぞれがオリジナルのお好み焼きを作り上げていきます。小さい子は先生の手を借りながらですが、ほぼ自分でできる子も多くて、頼もしいです。夕食後は、サプライズの誕生日ミニパーティーも♪
さて、水球は1日目夜と2日目朝の2回行いました。4年生以上は、これまで継続してきた内容を復習しつつ、さらに応用していきます。片手でボールを扱う、30秒以内にシュート、などはこれまでの練習で身につきつつあります。さらに、ゲーム時の細かいポジショニングなども、角野コーチの指導で上達し、水球のゲームらしさが出ていました。これを、ずっと立ち泳ぎしながらできれば完璧です。3年生以下は、まだボールの扱いに慣れる段階ですが、泳力は着実についてきていますし、投げるボールの勢いも見違えるほど速くなっています。今後の成長に期待しています。
水球や、自由時間で体をたくさん動かした後は、お楽しみのダッチオーブン料理。今回は、鶏の丸焼きにチャレンジしてもらいました。「えー、残酷」などの声も上がりましたが、30分じっくりダッチオーブンで煮込み、香ばしい匂いが漂ってくると、みんな食欲が刺激されたようで、焼き立ての鶏肉をみんな「おいしい」と言いながらほおばっていました。
今回のイベントでは、子どもたちの人間関係がスムーズに形成できたのが成果でした。小競り合いやけんかなどもありましたが、高学年の子が率先して水球の準備や片付け、調理の手伝いなどをしてくれたのは、その象徴でした。年少の子も、以前は全て人任せだったのが、自分の荷物は自分で管理できたり、調理や片付けを少しだけでも手伝ってくれたり、事前に決めた約束事をきちんと守ってくれたりと、イベント(特に宿泊イベント)を積み重ねながら、少しずつでも健やかに成長する姿に、彼ら彼女らの明るい未来が見えました。
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