「沖縄に行って、ウミガメと泳ごう!」
そんな壮大なプロジェクトが立ち上がって約1年、ついにその夢が実現する日が来ました!参加してくれた6人の若者達、そして子ども達に貴重な体験をさせてあげようとご協力くださった保護者の方々、本当にありがとうございます!とはいえ、開始前から大幅な予定変更を迫られるなどハプニング続出という、ある意味元気ッズクラブらしい旅となりました。
初日、早朝4時に集合してくれた子ども達。保護者の方も送迎本当にお疲れ様です。久々に出会う同士もありましたが、あっという間に旧交を温め、いざ福岡空港に向け出発。空港でのチェックインも無事終わり、いよいよ沖縄の那覇空港へ降り立ちます。
那覇に着き、開口一番「暑い!」。そう、山口の11月は肌寒いですが、沖縄は半袖で十分なほどの陽気です。まずモノレールに乗り込みますが、高い場所から見下ろす風景に興味津々です。さて、当初の予定では初日の内に慶良間諸島の阿嘉島にフェリーで行く予定でしたが、帰りの便が大波のために欠航になる可能性が高い(事実そうなりました)ということで、阿嘉島には渡らないこととなり、初日から大幅にスケジュール変更。ただ、参加者の一人の提案「ウミカジテラスで夕陽が見たい!」にみんな同意し、初日の目的が決まりました。
まずは3日間お世話になるスマイルホテルにチェックインし、「国際通り」でグループに分かれて散策しました。名物の「10円パン」はみんなはまった様子で、その他にも沖縄のグルメ食品を味わいながら歩き回った後、いよいよウミカジテラスに向け出発。途中までモノレールで行きましたが、途中から「せっかくだから歩いて行こう!」と30分ぐらいの道のりをワイワイ話しながら歩きます。途中の海岸ではしゃいだり、数分おきに来る飛行機を見送ったり、ワンピースごっこで写真を撮ったりしながら、目指すウミカジテラスで夕陽が沈む光景を眺めた後、アメリカンスタイルの店で夕食。ハンバーガーが絶品だったようで、他にも串に刺さった肉、フライドポテトなどを味わいました。帰りのバスに滑り込みセーフで乗り込み、ホテルに帰り着きました。歩数計で2万歩を超えるほど歩いてしまいました!
2日目は、本来3日目に行く予定だった「美ら海水族館」に行きました。時間の余裕があったので、プラスアルファで子ども達の希望を前日に聞き取り、可能な限りまわりました。最初は、「アラハビーチ」。見渡す限り広がる砂浜と、バスケットコートなど公園が整備されているところで、砂浜を観察したり、ダッシュで競争したり。本来はこの日にスキューバダイビングをする予定でしたが、すでに波が荒くなっていました。次にショッピングモールへ。まん中の巨大な水槽内をダイバーさんがクリスマス仕様に飾り付けをしていて、その様子を観察できました。ポケモンセンター目当ての子も、堪能したようです。昼食は、ソーキ蕎麦の有名店に行きました。ずっと行列ができていて、帰る時までその行列が途切れることはありませんでした。古民家を改装したような居心地の良い雰囲気で、味も絶品でした。
2日目のメイン、美ら海水族館にいよいよ到着。平日にも関わらずの超満員!色とりどりの魚や希少な生物、それらを見やすいような演出に、子ども達は食い入るように眺め、感嘆の声を上げていました。次の日のスキューバダイビングへの動機づけという意味では、予定が変わってむしろ良かったかもしれません。中でも、ジンベエザメやマンタが回遊する様子は圧巻でした!マナティーやウミガメの愛くるしい姿も好評!夕食はアメリカンビレッジの「88ステーキ」でリッチな夕食に舌鼓を打ちました。食後の超ロングなソフトクリームには、思わず目が点に!
3日目、いよいよ本来の目的であったスキューバダイビングです。船で島近くまで行ける可能性もあったのですが、やはり高波のため難しく、無理せずに沖縄本島の「ゴリラチョップ」という人気スポットで潜ることとなりました。海岸狭しとダイバーがひしめき合う現地に到着!内海のため、比較的波が穏やかなので人が特に多かったようです。いよいよ、ウェットスーツに身を包み、準備完了。子ども達は青海島でのダイビング経験があるのか、少し余裕のある様子。いよいよ沖縄の海へ!
入ってすぐに色鮮やかな魚やサンゴに出迎えられ、最初からテンションMAXのメンバー達。沖縄に来て良かった~、と本当に感じる瞬間でした!魚たちもダイバー慣れしているらしく、近寄ってもあまり逃げないので、じっくり泳ぐ姿を観察できました。水中で記念撮影などもしながら、子ども達のほとんどは2本目のダイビングも楽しみました♪
3日目の夜には、子ども達がそれぞれの旅の思い出や今後やりたいことなどを語るインスタライブを実施!多くの方にご視聴いただき、感謝です。
最終日の4日目、この楽しい旅も終わるのかという余韻に浸りながら、午前中は泊漁港の魚市場、昼は那覇空港でのお買い物タイムを過ごしました。みんな相当歩いたり、走ったり、泳いだりして疲れているはずなのに、最後の一秒まで楽しみ尽くそうとしていました。
4予定通り、とはいかずスケジュール変更もありましたが、「結果的に今回の方が良かったかもね」とみんな口々に言ってくれた通り、子ども達のやりたいことを多く実現できた旅でした。「次行くときは、今度こそ島に渡りたいね」とも言ってくれました。
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