プールで養ったバランス感覚、それを思う存分発揮できるイベントが、カヌーです。毎年、阿武川でカヌー協会の指導員さん達に教えて頂いているカヌー！今年は、川の流れがやや強く、しかも気まぐれに風向きを変えるので、ややレベルが高め。それでも、さすがにプールで鍛えたバランス感覚はしっかり生き、誰一人転覆することもなく、乗りこなすことができました。
カヌーは、川の流れが刻一刻と変わるのに合わせ、パドルの操作を微調整しないといけません。普段、プールに慣れている子ども達が、雄大な大自然を相手に、逆らうことなく、でもただ流されるのでなく、どのように力を込め、自然の流れに無理なく調和していけるか、それが体験できる、貴重な機会です。大人よりも、子ども達がその感覚をつかむのが本当に上手！初心者の子が、簡単にナップのコーチたちよりも上手に乗りこなせる、なんてことも毎年のようにあります！
今回は、午前・午後でたっぷりカヌー教室を行いましたが、その合間には、生き物観察も行いました。やや川の流れが速かったので、生き物があまりいないかな、と思ったら、小魚や小エビ、ちょうちょ、そしてなんとニホンイシガメの子どもまで、ゲットできました（帰る際に、逃がしてあげました）。自然や生き物の不思議、そんなことを感じた子ども達。６月には日本海で釣り、７月以降は海イベントと続きます。引き続き、自然の豊かさや厳しさ、生命の尊さなどを学んでほしいものです。
コメント