4/29 4/30 開催5月イベント NAP宿泊、須佐ジオクルーズ&イカ飯作り体験

元気ッズに人気のNAP宿泊をしました。

 イベント初日の29日はNAPプールを貸切、ナイトプールを楽しみました。ボールを全て出した所、抱き込んで泳いだり、投げ合ったり、蹴ったり。流水に流されたり、逆らうなど自分のしたい事を最大限に表現していました。それぞれバラバラの動きであり、泳ぎであり、競いであり、この自由時間は個性を出しながら身体を動かします。

 

 

元気ッズクラブの良い所は決まった動きを言われた通りに行うだけではない事です。月に3回のプール活動では4泳法のフォーム習得だけではなく、小学生の発想を中心に楽しく心と身体を動かしています。

「風船を持ちながら風船バレーをする」という小学生の発案を試したり、泳力を競い、早くにポジションを得たお子さんから綱引きをする日や、音楽が止まった事をスタートに浮き具を取りに行き、数を競う日などなど。毎週、元気ッズの知っていることを引き出すプール活動を行っています。

小学生は自由や遊びが大好きなので心が動けば必然的に身体も動きます。大人の目線から見れば無駄な動きや時間が多いのですが、その時間こそ空想力を鍛え実行力に繋がると信じています。

 

 

 

 

頼れる存在がいる

その結果、元気ッズ卒業生は期待通り自分で考え実行していくお兄さんに育っています。私の頼りなさを心配した中学生メンバーが泊まりに来てくれると、大人の目に届かない所をフォローしてくれました。

『これやべーよ。』『これ、皆に言っといたから。』『もう終わったよー。』大人への指摘、提案、実行、解決、報告まで!!オートマチックに済んでいた時は驚きと共に成長の嬉しさを感じます。まるでサブコーチ、と思うほど先輩としての役割をしっかり担ってくれており、後輩の心配、面倒見、配慮、意見交換、次の行動への促しを的確にしてくれました。

NAP宿泊の良い所は宿泊訓練所に行く以上にメリットが多いです。中学生メンバーの様に場馴れしたお子さんがリーダー格となり小学生のお手本となります。時間配分、誘導は大人が促すより効果があります。元気ッズは2年生から6年生まで在籍している為、様々な個性が光る訳ですが、どこかへお泊りに行くより朝の準備がスムーズなのは

 

①見知ったメンバーと場所で過ごすことで緊張感が取れ、安心感を得た

②安心感を得た結果、良く睡眠がとれている

③良質の睡眠がとれると翌日の活動内容が充実する

 

などが元気ッズにとってNAP宿泊が適しているメリットかなと思っています。今まで県内各地で行った宿泊訓練の経験もきっと大きく関わっている筈ですが、知らない所に泊まるドキドキ、ワクワク感が邪魔をして良質な睡眠がとれない時も。小学生の精神的な負担を軽くしつつ、環境の変化を積み重ねる事で得られる経験の大切さと小学生への配慮をバランス良く企画していこうと考えています。

 

 

 

ジオクルーズで郷土史を学ぶ

2日目の4/30は萩市須佐で漁船に乗船し、ジオクルーズを楽しみました。海から見たホルンフェルスの美しさ、岩の造形、年月を重ねて伝えられ続けた歴史、海の匂いなど、元気ッズメンバーと知った事は楽しさと一緒に記憶に深く刻まれます。

元気ッズの活動場所は県内が多い為、個人的に行くことが可能です。しかしそれはその場所を訪れる事が可能なだけで、家族で行く機会や、寄せ集めのメンバーと単発で行く機会と元気ッズでのプログラムとして行く事と異なる点は多々あります。その中でも私が重要視し、見守る点は意見交換の時間です。

 例えば、その日に会ったメンバーと何かを協力して動くことは小学生にとって難しい事でして。
 参加者(子ども)と引率者(大人)のコミュニケーションは多くても小学生同士の意見の構築には時間がかかります。その点では、お喋りが大好きな元気ッズは同世代の見知ったメンバーと今までの経験や個性を考慮しながら意見交換を重ねる事が継続して行えます。ガイドさんから得た知識を語り合う時間はその瞬間、その鮮度で、メンバー間で思った事と感じた事を言い合う。発言の瞬発力を弱めない、この時間が自分の意見を主張する力、説得力の基礎となると思っています。知識や郷土史を学びながらこの時間を尊重している為、無駄な力を抜いて活動している元気ッズはいつも賑やかです。お蔭様で出席率がとても良く、よっぽど都合が合わない日や体調不良でなければお休みはありません。

元気ッズがジオクルーズに行った前日29日にはイルカの目撃情報が須佐湾であったそうです。『今日もイルカが見られたら良いねー』と話していましたがクルーズ中に姿は見えませんでした。

 

 

 

 

 

イカ飯を作って家族へ持って帰ろう

ジオクルーズが終わってからはイカ飯作り体験です。手をよく洗い、持参したエプロン、三角巾、マスクを着け準備万端の元気ッズの皆さん。イカの滑りに顔を歪めていた元気ッズも次第に慣れてきたのか?腹をくくったのか?腸を取り、目を取り、筋を取り順調に作業を進めていきました。手はイカ墨だらけになり、三角巾がズレても気にしない集中力を発揮して美味しいイカ飯を作ることができました。

元気ッズは年に数回、調理体験を企画に入れています。調理体験のメリットは自身の自活力に繋がるだけではありません。美味しい物を作る、食べる目的に向け、メンバーと協力する、知恵を出す、段取りよく作業工程を考える等。言葉で現段階を確認しながら情報を共有します。この様にイベントで経験を重ね、生きる強さに繋がる様期待してします。

今回は特にイカの下処理が得意ではないお子さんが多かったので、隣のお子さんの進み具合を見ながら頑張って調理をし、協力やアドバイスをしながら完成しました。美味しくできたイカ飯は保護者の方へお土産として持って帰りました。

 

 

 

 

 

 

昼食は豪華!

須佐で取れた野菜、山菜、魚介類を使われた昼食はバイキング形式でした。お腹一杯になるまで食べ、午後からはホルンフェルスを近くで見学しました。海の側にある岩場はとても滑りやすかったです。それでもバランスをとりながら時間をかけて作られた自然にできた地層の重なりを見て感性を磨きました。

自分で何でもできて生きていける人材育成の形成にお役に立てる様にコーチ自身も成長しながら元気ッズの経験を重ねるお手伝いを考えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

帰りは買い物体験をしよう!

1人500円を握りしめ、阿武の道の駅でお買い物体験をしました。それぞれ、『家族の為に。』『自分のおやつ!』『記念の品を…。』と想いを持ちながら買い物をしました。大事なのは予算を考え実行に移すこと。消費税まで忘れず考慮し、お気に入りの物を手にしてバスに戻りました。いつもはきっと親御さんの隣でレジの支払いを見ているだけの事が多いはず。

今日は背伸びをした大人体験もしました。予算を決めることでお金の大切さを知り、自分の物欲をコントロールすることで各自思うことがあるはず。元気ッズでは泳力を高めるだけではなく、様々な気付きから心も一緒に成長できます。

 

帰りはイルカのお見送り

帰りのバスに乗ると一日充実した時間を過ごした満足感と反省が頭を巡り、空や海を眺めていました。それは私だけではなく、元気ッズも一緒の様で、何となく見ていた海からイルカの背びれが!!見えただけで3、4頭が連なって泳いでいました。見た瞬間からバスの中は歓喜の声が。平成最後の日に野生のイルカが萩沖で見られるとは、ラッキーでした。ダイバーの平井講師によると、須佐あたりではイルカに会い易いとの事。私は今まで知らず、20代の時にわざわざ長崎までイルカを見に行ったのですが。素敵な時間を過ごす事になりました。

今後も楽しい時間を過ごしながら運動能力の発達だけではなく、心の成長を伴える人材育成に取り組みます。

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