1日目
10月10日、まだ夜も明けきらぬ午前4時に山口を出発!眠たい目をこすりながら集まってくれたのは、元気ッズクラブの子ども8人。社員旅行を兼ね、成人の方の参加もあったため、大人も加えて約30人で南国・沖縄へと飛び立ちました。初めて飛行機に乗る子もいて、空港では「どの飛行機に乗るの?」など、目を輝かせていました。2年前の沖縄旅行参加者で、前回ウミガメに出会えなかった悔しさを胸に、再挑戦を誓う子も3人含まれていて、「今回こそは!」という思いが、旅の始まりから高まっていました。
那覇空港に到着後はレンタカーで移動。途中、南国らしいスコールに見舞われながらも、道の駅いとまんで、何を食べようか迷った後、みんなでアグー豚の豚骨ラーメンを堪能。次に移動した「沖縄アウトレットモールあしびなー」でのショッピングも、広い敷地に多くの個性的な店があったのであちこち見て回ることができ、初日から大盛り上がりでした!

2泊お世話になる「那覇セントラルホテル」にチェックインした後、夕食はアメリカンビレッジの人気店「88」で本格ステーキ。とてもボリュームがありましたが、小さい子も含め、みんな完食!おみやげは、シーサーなど沖縄らしいものがたくさんあり、目移りしました。そして、なんと全長40センチ(日本一!)のソフトクリームに今年も挑戦する子も!笑顔と驚きが絶えない夜でした。天然温泉「りっかりっか湯」で旅の疲れを癒し、就寝。

2日目
翌11日。朝ごはんから元気いっぱいの子どもたち。台風23号の影響が心配されましたが、無事にチャーター船で渡嘉敷島を目指します。今回の旅行のメイン、ウミガメとの出会いを求めて、いざ出航!船長は、なんと20年ぶりに再会した元ナップ社員の縄田さん。やや強めの波に揺られ、甲板にいた子は思いっきり波しぶきを浴びながらも、30分後に、目的のウミガメスポットに到着!
透き通った海では、色とりどりの魚たちが迎えてくれ、まるで別世界。スキューバダイビングの準備をしていると、なんと「ウミガメ発見したよ!」との声に、素早く反応して海に潜った子ども達の歓声が響き渡り、前回見られなかった子たちも含めみんな大感動!ウミガメはその一匹だけでしたが、沖縄の魚たちは人間がいても逃げず、近くに寄ってきてくれるので、魚と一緒になって泳ぎました。ナップのプールや、海イベントなどで鍛えたシュノーケリングの技術が役に立っています。スキューバダイビングは、数人ずつ深海へ。少し気分が悪くて休んでいた子も、回復すると海に潜り、子どもも大人も、自然の神秘に心を奪われました。

昼食は手作りカレー。多めに作ったはずが、おかわり続出で足りなくなるほどの大人気!沖縄の気持ちいい風に吹かれながら食べるカレーがこんなにおいしいとは!!午後は舟の舳先からの大ジャンプ大会。普段からプールや川などで高いところからのジャンプに慣れている元気ッズの子ども達にとっては、数メートルの高さから海に飛び込むなど、朝飯前です。海と一体になった最高のひとときでした。


帰りの船は波も穏やかで、心地よい疲れと満足感に包まれながらホテルへ。夕食は国際通りでアグー豚丼など沖縄グルメを満喫。海での疲れもあったのでしょう、その夜はみんなぐっすりと眠りにつきました。
3日目
12日は美ら海(ちゅらうみ)水族館へ。巨大水槽に泳ぐジンベイザメやマンタに「すごい!」の連続。水族館内はとても広く、展示内容にも工夫が凝らされていました。ウミガメやジュゴンとの出会いもあり、海の神秘に触れる学びの時間となりました。

昼食はレストラン「イノー」で沖縄料理がメインのビュッフェ形式。お米が山口県産というのを見て、びっくり!お土産もたっぷり買い込みました。

美ら海水族館を出発し、「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」へ移動しました。疲れを見せない子ども達は、ホテル内のプール、そして併設の海水浴場へ突撃!泳いでいると、海上のアスレチックを発見し、「あれ、やりたい」とせがんできます。有料でしたが、子ども達の望みをかなえてあげようとの代表者の決断で、アスレチックで遊べることになり、「やったー!」と思い切り遊びました。

夜はバーベキュー。大人も子どもも一緒になって、最後の沖縄の夜を満喫した後は、YouTubeライブ。ライブの内容は、沖縄の旅の感想、2年前との違い、お土産紹介、印象に残ったグルメなどを各々が発表し、最後に保護者の皆様へ感謝の気持ちを報告!しっかりした回答に、子どもたちの成長を感じたひとときでした。

4日目 沖縄で過ごせる最終日。朝食後はちんすこう工場「ながはま製菓」を見学し、できたてのちんすこうを試食。まだほんのり温かく、最高の味でした!

国際通りに移動し、初日には回り切れなかった、行ってみたかった場所にも行くことができ、ショッピングを楽しみました。那覇空港では沖縄そばなどを味わい、最後に買い忘れたものがないか、お土産屋を見て回ります。飛行機へ搭乗し、那覇空港から福岡空港、そして夜10時すぎ、無事に山口へ帰宅しました。

【沖縄の旅で得たもの】 自然とのふれあい、仲間との絆、挑戦する勇気、そして何より「楽しかった!」という純粋な気持ち。子どもたちの表情は、どれも輝いていました。海の中でウミガメや魚と泳ぎ、コバルトブルーの空の下で笑い合い、文化に触れ、食を楽しむ、そんな体験の積み重ねが、心と身体を大きく育ててくれます。「うちの子にも、こんな体験をさせてみたい」、そう思っていただけたら、私たちの旅はさらに意味あるものになります。これからも、子どもたちの「生きる力」を育む旅を企画してまいります!

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