歯磨きをいやがります

歯磨きの習慣をつけるためには、お母さんやお父さんが歯を磨いているところを毎日見せてあげることが効果的です。

 

大人でも歯医者さんに行って、口を大きく開けるのは嫌なものですね。

口は、最も敏感な感覚器官のひとつで、異物が外から入ってくると本能的に閉じてしまうものなのです。

 

ところが、お母さんは虫歯予防のためにと無理やりに歯磨きをさせようとします。

「口を開けて」「きれいにしないと虫バイキンがくるよ」

言い聞かせても嫌なものは嫌

 

それよりも歯磨きの習慣を子どもに見せて、まねしたいという気持ちをおこさせる方が効果的です。

食事の後や朝起きた時、楽しそうな歯磨きの印象があれば、「どうぞ」と歯ブラシを渡すとまねごとをします。

歯磨き遊びをすればとりあえずOK

 

「上手ね」「きれいになったね」と言って

「ちょっとここだけ」と言ってちょっとお手伝いをする感じがいいと思います。

今は、歯磨きビデオや絵本もあるので、それを利用するのも良いですね。

 

知り合いに、やさしく磨いてあげて気持ちいいから口をあけるという事例もあるので、無理やりだけはやめた方が良いかもしれません。

過去、我が子に無理やり歯磨きをして申し訳なかったのですが、歯磨きが嫌いでも中高生になるとちゃんと歯磨きをするようになりました。