8/6 シュノーケルイベントを海響館見学に変更しました。

カリキュラムテーマ『四海(しかい)兄弟(けいてい)

 

【意味】世界中の人々は、みな兄弟のように仲良くすべきだということ。

縁があって元気ッズで出会うことができた。和を大切に取り組む。

 

ねらい…国際交流だけではなく班別行動をすることで初対面のお友達も仲良しになろう。

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目次

①台風接近、大ピンチ!

マリンスポーツイベントを楽しみにしていただいていた皆さんには大変残念でしたが。台風接近に伴い変更を余儀なくしました。子ども達が水族館を楽しんでくれたのが救いです。

今回はベトナムからタオさんとヴァンさんが参加して国際交流を盛り上げて下さいました。一緒に海響館へ向かいます。初めは緊張していた低学年の女子あやなさん、りまさん、みはるさん、れいさん。おやつ交換をしながらお話が増えていきました。後ろの席は男の子がズラリ。久しぶりに参加したサッサ(現地集合の前田さんと一緒に学生時代よりボランティアとして一緒に引率してくれていました。二人は4月から小学校の先生ですが皆に会いに遊びに来てくれました。)とずっとおしゃべり中。バスの中は顔を近くに寄せないと話が聞こえない…。ほぼ聞き取れないのですが、各々かみ合わずとも楽しそうにお話ししていました。

 

②海響館到着。見学スタート。

到着してからタッチプールでヒトデを観察後記念撮影。台風の影響で風も波も強めの下関。『イルカが見たいー。』とのご意見多数。館内を回った後になりますよ、お待ちくださいませ。

ガイドさんと合流し、2班に分かれ行動します。流石、ガイドさん‼子ども達の質問に丁寧にお答え下さいます。私はB班と回りました。時間も限りがある為早足で回るB班。じっくりお魚観察をします。『キレイ。』『かわいい。』『美味しそう!』素直に言葉にしてくれました。シーラカンスの特別展やペンギン大編隊にドキドキワクワクしながらじっと見ていました。『ヘンタイ』の言葉に大喜びでしたが、ショーが始まると皆静かにペンギンが速く泳ぐ姿を観覧していました。みはるちゃんは好奇心一杯。沢山気になる事を見つけてくれました。そうしくんは3才のかいちゃんの面倒をよくみてくれました。

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③本来ならば…。

強風と波の高さに問題がなければ長門の青海島で天然の水族館を観察する予定でした。昨年行きましたが海の透明度にまずテンションが上がります。沖縄の海へダイビングをしたこともありますが青海島の綺麗な海も負けてはいません。お魚のカラフルさは沖縄に負けてしまいますが、来年は是非長門へご一緒しましょうね。                

今回のイベントはシュノーケルを短距離、長距離と素潜り、ダイビングの4班に分け活動する予定にしておりました。元気ッズでは段階を少しずつレベルアップしていきます。シュノーケルのマスクやパイプの使い方をマスターし、閉塞感に慣れ、いずれはダイビングを体験出来るシステムを構築していきます。元気ッズで異年齢のチームが何をしているか視界に入る事をすることで、お兄ちゃん達がしている経験を憧れに自分のスキルを向上していきます。『いつか僕も』『来年は僕が』の意識が日々のモチベーションに繋がっております。

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④ダイビングライセンスは職業にも繋がります。

雨天時に海響館を選択した事にも、私は元気ッズ活動として大きな意味を持っておりました。ダイビングをただのレジャーや趣味で終わらせる事はとても勿体ないと思っています。ダイバーの職業、皆さんはいくつ連想できますか?代表的なイメージが海猿の影響で強い海上保安官、海上自衛隊の潜水士、水族館の飼育員さん、獣医師さん、レスキューする為に消防、海洋学の研究員、船のメンテナンスをする技術者等々、学識の高さも必要で結構な経歴の方々ですよ。ダイビングライセンスがあれば人様より就職に有利であることは当然でしょう。そんな可能性を子ども達が感じてくれたらと期待しました

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⑤潜水士の国家資格があれば即戦力?

潜水士、聞きなれませんよね?潜水用具を利用して水中で作業を行なえる国家資格です。が、試験は学科のみ。合格率は80%と高め。これが意味することは技術や実践とは別物という事です。人の命を預かり、自身も酸素の無い世界で戦うにはダイビングライセンスがなければご本人が不安でしょうね。現元気ッズには海猿が好きでダイビング講習を楽しみにしていた子がいます。映画やドラマの影響でも興味がある職業の実践、体験ができる元気ッズは子ども達のやりたい‼を尊重し、夢へ一歩近づく事も可能です。そして継続がどんどん実力をつけていきます。

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⑥ランチタイムの後は。

12時になりランチの時間は驚くほど風が強くゆっくり食べる事が出来ませんでした。風に舞うゴミを追いかけ、早々に雨がかからない所へ避難。まさはるくん、さきちゃん、そうやくんが風で飛んだゴミを追いかけ拾ってくれました。ゆうしんくんはお兄ちゃんに自分のおにぎりを先に渡した親切行動をサッサは目撃していました。子ども達はイルカのショーを楽しみにしていたので雨ガッパを装着。ショーが始まる時は皆の願いが届いたのか風も弱くなり、イルカとアシカのショーを楽しみました。無言でじっと観覧する皆さん。私もいつも感心しながら見るのですが数年ぶりに来館しました。海響館の調教力は高いと感じています。今回は風が強いためか?ダイナミックな技が少なかった様ですが。言葉が伝わらない中でのコミュニケーション。飼育員さんの非言語能力の高さ、動物との心の近さ、出来た時見逃さない評価のタイミング。色々な知識と技術と努力の結晶なのでしょうね。子ども達も集中するハズです。

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⑦自由時間の過ごし方も色々。

最後は売店で自由時間。欲しいものを手早くゲットしたたかちゃん、そうしくん、けいくん、とわくんの高学年はもう一度水族館を観に戻ったり。ゆうまくんとりんたろうくんはじっくりお土産を選んでいました。ゆきひろくんは時計を購入。まさはるくんはお父さんにリストバンドを買おうとレジへ。そこで事件が。店頭表示価格とレジの価格が異なっていてお金が足りず購入を諦める事に。一部始終を見ていた熱血サッサが店員さんと交渉しましたが違う商品を買うことに。小学生は限られたお小遣いの中考え抜いて家族へのお土産を購入する訳です。お土産を変更したまさはるくんの気持ちをサッサが代弁してお店の方に伝えました。再発防止を祈ります。

そうやくんは家族全員のプレゼントを購入。

他の子も自分の物よりご家族へのお土産で長い時間を使いご購入。私は参加していた息子におねだりしたのですが…(_)自分で購入しました。

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 ⑧山口へ帰ろう。

ナップバスに乗車し、山口へ向かいます。バスの中で感想を書いてもらいました。今回も沢山留学生に話かけてくれてタオさん、ヴァンさんも楽しい時間が過ごせたご様子。ベトナムのお金も見せてくれました。りまちゃんが沢山お話している所を見かけ楽しそうでした。普段シャイなとわくん、ゆうまくんも話しかけてくれて驚きました。今回一番留学生に話しかけ、シールを集めてくれたのは英語を習っているみはるさん。タオ先生賞はそうやくん。話かけてくれたことも、家族全員にプレゼントを用意する優しさも賞のポイントだったそうです。タオさんからもプレゼントをいただきました。ヴァン先生賞はあやなさん。笑顔は万国共通で魅力的なのです。たくさん笑顔で話ができて喜ばれていました。三人にはそれぞれお好みのご褒美のアイス、ジュースを購入し喜んでいただけました。

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⑨総合学習コースの理念ですが。

色々な刺激を元気ッズはカリキュラムテーマを軸に組み立てます。こちらの意図する運びになる時も想像を超える発想に出会う時も、上手くいかない事もありますが、私がしたい能力獲得のお手伝いは子どもの個性と向き合い良い所や好きな事を伸ばしていただきたいという理念の下進めています。子ども達の『好き』というパワーはスゴイのです。これを利用しない手はありません。現に6月に出場した水泳大会においても本人が好きな泳法を選んだ子が本番で強く成績も残せました。大事な事は『好き』に繋がるまでの道のりです。元気ッズでは周りの子ども達に刺激を受けながら一緒に成長していきます。異年齢だからこそお兄ちゃん達に引っ張られ、真似をします。お兄ちゃん達も下の子の面倒をみてコーチのお手伝いを率先してくれています。元気ッズはこうして小学生の自信をつけ他者よりできるという有能感を得てリーダー育成に貢献しています。

 元気ッズ 責任者 中村めぐみ

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