プールでバランス感覚アップのための練習をたくさんし、スケートツアーの日を待ち焦がれていた子ども達。初心者3名を含む15名の参加でした。
ところが、当日は未明から大雪。高速道路も一部通行止めの区間があるなど道路状況は優れず、「今日、スケート行けるの?」という不安もありましたが、子ども達の日頃の行いの良さもあってか天気が回復し、無事に下松健康パークに行くことができました。
初心者はチャレンジ表を見ながら、まず5級の「足ぶみ」「転んで立ち上がる」「ペンギン歩き」から開始。最初は手すりにつかまりながらですが、時々しりもちをつきながらも氷上でバランスを保てるようになりました。
経験者は4級の「両足すべり」。これができる頃には、手すりを離しても平気になってきます。そして、片足ずつに体重を乗せても転ばなくなってきました。こうなると、友だちと競うようにスイスイ滑れるようになってきます。
少し疲れた子は、レンタルのいすぞりや、ボックスぞりを使って滑る感覚をつかみます。身体でバランスを保つ感覚が残っている内に、初心者や初級者も両足すべりが見事にできるようになったのは立派です。
何度もスケートをやっている子は、3級以上の「ひょうたんすべり」や「ハの字ストップ」、さらに上のレベルにチャレンジしましたが、多くの子はすべれるようになった感覚が楽しく、何度もグルグルとスケートリンクを回ります。
水泳でも一緒ですが、細かい技術を教えるよりも“習うより慣れよ”で自分で感覚をつかむ方が上達は早いですね。
帰る時間には、子ども達は自信をもってすべれるようになり、終了時間までほとんどの子が疲れも見せずすべり続けてくれて、スケートリンクを名残惜しそうに見つめながら、帰途につきました。
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