元気ッズにとってカヌーイベントの魅力
昨年カヌーのイベントを開催した所、子ども達から『また乗りたい』『また来たい』との要望が数多く、その声に応えました。小学生に理由を尋ねた所、
①初めて行って上手くいった、気に入った
②もっと上手になりたい
③カヌーが終わって夏みかんランドに皆で行けた
④トレーニングになった
⑤家族で出来ないことを教えてもらえる
などなど。わざわざ言いに来た小学生もいて意見を素直に出してくれました。
卒業した中学生もイベント参加して、お兄ちゃん達に久々に会え、一緒に活動できた喜びを笑顔で表現してくれました。
元気ッズで行う水中競技
今月はカヌーに取り組みましたが、元気ッズはスイミングとしては異色です。他のスイミングスクールでは毎月継続的に水中競技体験を行い、野外活動で自主性を伸ばし、生活力を得られ、国際交流までできる所は他県でもありません。
4泳法習得だけではなく、ライフセービング、水球、ダイビング、シュノーケル、カヌーは年間通してプールでも練習し、過去にはフィンスイミングやシンクロナイズドスイミング、ヨット競技にも挑戦しています。
野外活動を推奨し継続的に行える場所はあっても、得られた能力が実力として見えてくるのは10代後半が多い中、元気ッズは4泳法をしっかり習得し、卒業します。卒業後も色々な体験をすることで他の競技に繋がる運動能力もある事を知り、後にじわじわ能力開花が見られます。
元気ッズで行う水中競技は“楽しさファースト”と言っても過言ではありません。だからと言って決して『おふざけ』ではなく実力もちゃんと付いてくるクラスです。
ですから、中学生の多忙な時期に元気ッズを退会したお子さんも、「今月のイベントは何だろう?」と気にしてくれます。、部活がない日には元気ッズのイベントに合流し、リーダーの役割を発揮、継続的な水中活動継続ができ“憧れのお兄さん”の姿を後輩に見せる事と、低学年のお世話をする事が定着してきました。
今回のカヌーを通して得た力
①カヌーに乗るだけで全身を使ったバランス感覚が必要です。
バランスを取りつつ、パドルで前に進むには肩、腕、腰の上半身をしっかり使う必要があります。
②体温調整
水分補給は合間にしていますが、小学生自身、“体が熱いな”と自覚した時に手首まで川に浸けることで体温を下げる事も学びました。
③競争心
レースをする事で学んだ事を集中的に発揮し、競う事で他者より出来た、という有能感をえられます。
④社会性、協調性
小学生自身にとって難しいことにぶつかった時、年長者と指導者がフォローできます。今回のイベント指導者は山口県カヌー協会強化部長、吉村講師から講義していただくこと、中学生や高学年が知っている事を伝える、教える事で社会のミニチュアを知ります。カヌー競技は個人で行なっても、後片付けや団体行動では協調性が必要となります。
⑤国際感覚
マラウイとカーボベルデからの留学生をお招きして一緒のカヌーをすることで、お互い片言の英語なり、日本語なりで意思疎通を図ります。この繰り返しが相手を思いやる事や英語の習得理由になり、外国語を学ぶモチベーションに繋がります。
イベント名は阿武川カヌー体験だけれども
元気ッズでは色んなシチュエーションで色んな学びがあります。小学生1人では成長できない能力を異年齢の集団という力を借り、一緒に成長します。小学生にとって楽しい環境を提供し、その中で成長や気付き、学びが数多くある為、一言で“スイミング”という枠には入れません。この元気ッズクラブでは無料のプール体験やイベントのみの参加が可能です。好奇心一杯のお子さんには適したクラスなので是非ご見学にいらして下さい。
元気ッズクラブ 責任者 中村めぐみ
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