落ち着きがなく走り回ってばかり

3歳までの子どもは元気で落ち着きがないのがあたりまえです。3歳半、4歳ごろになると動き回ることが少なくなるようですが、走り回る元気なお子さんはもちろんいます。

落ち着きのない子に『落ち着きなさい』と言っても、できるものではありません。形だけ落ち着いている状況を求めてもだめです。

動き回る子も気に入ったビデオやテレビを見ている時は静かになりますが、それに頼りすぎるのはよくありません。人と関わる力は、人との関わりの中でしか育たないからです。

『好きな事だったら落ち着いてできるだが』という場合は、気が乗らないだけかもしれません。

いっそ大きく身体を動かし、楽しく遊べる経験を増やしてみてはどうでしょう。発散できる（伸び伸びできる）広い場所やプールなども良いと思います。

好きな遊びをたくさんして、好きな事以外もちょっとして、経験が増えていくとまた好きな遊びが見つかると思います。好きな遊びをじっくりすることが増えると良いですね。

じっくり相手をしてもらえない、生活があわただしい場合に落ち着きがなくなる場合もあります。子どもの環境が落ち着きをなくす原因になっていないかということも考えてみてください。