1月23日に行われたやわた191ハイランドでのスキーイベント、絶好のスキー日和とはいえない、吹雪の中ですが子ども達は元気にゲレンデに飛び出しました。
スキー初心者の大半の子ども達は雪の上ではまず立つことができずにこけます。これはスケートや水泳などといっしょで特殊なバランス感覚が必要になります。雪の上で板を使って移動するのはバランス感覚だけではなく平衡感覚なども必要になります。それをいち早く慣れていくのがコツですが、吹雪いている中での練習はなかなかうまくできません。前に進むこともままならぬもどかしさで、ほとんどの子が「もうやだー」や「滑れない」「難しい」と言って心が折れかけていますが、バランスを取ることが出来ると前に進めるようになり、前に進めるようになると今度は斜面をカニのぼりで登れるようになります。
そこからいざ滑ってみると慣れないうちはそのスピードにびっくりし、バランスを崩してすぐにこけたりするのですが、普段水泳などで体力、バランスなどを鍛えているおかげで、怖さがなくなると、すいすいと滑って坂道を降りていくことができ、見ている方もびっくりするぐらいの上達ぶりです。一度滑る事ができるとそこからの成長が早く、リフトにのり、高い所からどんどん滑っていきます。昼にはほとんどの子がリフトに乗り、高い所から滑れるようになりました。その成長の速さには驚きと感動を毎回味あわせてもらっています。
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