野外・水中活動体験教室 ~元気ッズクラブ7月イベント報告

阿武町シュノーケリング体験

目的:専門家による正しい技術の習得

 

目次

①プールで集中特訓

今回のシュノーケルイベントは3月よりスタッフが企画してきた、年間スケジュールの中でも肝心要、肝いりのイベントでした。

その為、元気ッズの皆には飽きるほどシュノーケル練習をカリキュラムに入れ、集中型の『特訓』と言っていいほど練習のお付き合いをしてくれました。シュノーケルマスクを着け続ける事、パイプから水を出す練習、パイプを咥え続け、顎の疲れに困りながら子ども達は一生懸命取り組んでくれました。

『皆で海に行く』という言葉に支えられながら頑張った事、自分用のシュノーケルマスクを購入したと嬉しそうに報告してくれた事など、我々スタッフにとっても励みになり、イベントへの意気込みに繋がりました。

 

②専門家によるご指導

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プロのダイバー平井講師はNAPの中村社長の人脈からご紹介頂きました。 萩、長門、益田でプール完備されている太陽コミュニケーションズの萩スイミングクラブ、岡社長よりご紹介頂き、ご協力を得る事で実現致しました。阿武の道の駅のプールも管轄なので今回更衣室をお借り出来ました。

このようなご縁がなければ、本来10才以上でなければお受けして頂けない小学生を基本から格安でご指導頂き、何度も山口まで足を運んで頂けなければ今回の企画には至らなかった事でしょう。ご協力頂いた皆様へは深く感謝申し上げます。

足のつかない海への元気ッズの挑戦をご紹介致します。

③今回目指すは、阿武町道の駅♪

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7月17日、曇りのち、晴。  前日は夜中の雷雨に海の状態が心配になりましたが、夜が明ければギラギラの夏日より泳ぎやすい一日となりました。

まず、阿武町道の駅を目指します。保護者ボランティアにご協力頂いた方も多数で自家用車でご同行頂き、お子さん達もウキウキ。行き先の筒尾海水浴場は知る人ぞ知る穴場です。行きまでの道も狭く分かりにくい為『きっと貸し切り。』と思っていたら、釣りをされる方、海辺で海水浴をされる方、シュノーケルをされる方もちらほらいらっしゃいました。着いてタープを設営、日陰を作り、早速お弁当を食べます。到着まで、約1時間半掛かり、丁度いい時間になっていました。準備運動は待ちきれない様子で波と戯れ、A,B,C班に別れ行動します。

④班分けは元気ッズでのキャリアと親密度で。

2,3メートル行けば足のつかない海ですから、ライフジャケット着用とはいえ危険を伴います。

各班講師とナップコーチ、アシスタント、学生ボランティア、アウトドアがお好きなまさくんパパは自前で一式お持ちなので一緒に海へ入りました。子ども達もバディを組んで二人組になって行動します。海岸で見守る保護者の皆さんを尻目に、子ども達は大興奮。 私はA班と同行致しました。

ヒトデやウニは分かり易いのですが、小さい魚はマスクが曇って存在しか確認出来ませんでした。もっと海の透明度があればクリアに見ることが出来たと思います。

⑤A班は岩場へ

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最初は緊張していたのか、無口で黙々と水中観察。

蹴ったり、蹴られたりの団子状態で前に進んでおりましたが徐々に緊張も解れてきた様です。30分位進んで、休憩中にイカの死骸を発見(゚◇゚)!!!

海岸でくすぶっていた煙を見付け、イカ焼きの開始。イカ墨でストーンアートまで。残念ながら本日のメインはシュノーケル。イカは置いといて、海へ再び。

この寄り道が大事なんですよね、この年代の子ども達にとっては。好奇心一杯でなんでも吸収できる時期だからです。

その後は注意しながら岩場へ向かい、片手程の大きさの魚や、うに、魚の卵、を夢中で見てくれました。

帰りはやっぱりイカの所へ立ち寄り、さよならしました。

⑥B班はシュノーケルの基礎と海での注意事項から

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講師の話をしっかり聴き、ハンドシグナルも把握して海に入りました。入水してからはバディで手を繋ぎながら二回程海岸沿いを探索。

その後自由時間となりました。防波堤の近くにまで行き、レアなイモ貝を見付けたり、めだかの様な大きさの魚を集団で見たり、ゴンズイがいたり。。。w(・0・)w

予習にリアルなお魚カードを使用した潜水を練習したお陰で本物に会えた感動が倍増した様です。

同じ海でもスポット的にいる生き物が違い、聞いた私の勉強にもなりました。

 

⑦一年生チームのC班は頼もしい事に親御さんと一緒。

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C班は、さきちゃんとまさはる君は指導員の優子先生とずっと手を繋ぎっぱなしでした。二人が怖がらないので、足が届かない場所にも行きながら、魚の観察をしたり、波打ち際で波に乗るのを楽しんでいました。(*^^*)b

まさはる君は寒くなって上がることが二、三度ありましたが、さきちゃんはこちらが上がろうと言うまでずっと海に入っていたい様子でした。

深く潜る活動はしませんでしたが、魚を発見するたびに歓声を上げて喜んでいました。講師の先生も、一年生なのに泳力が高く、怖がらないので感心しておられました。

⑧再び道の駅で、楽しい時間!

阿武の道の駅で着替えを済ませ、自由時間です。持ってきたお小遣いを嬉しそうにおやつ代にしていました。日曜日だった為、混雑が予想されスタッフは厳戒態勢で…と思っておりました。しかし初めての場所による緊張か迷子もならず、金銭管理もしっかり、ちゃっかりと 各自お好きなスイーツを手にしていました。

元気ッズママ達には846の蒸気船饅頭あんこバージョンが大好評でした。

海鮮が美味しく、温泉もあり、プールもあり、一日楽しめる場所なので是非また利用したい場所でした。

⑨元気ッズでは冒険の体験、群れ遊びが大きなテーマ

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今月に関しましては海でのシュノーケル活動への挑戦でしたが、プールの通常カリキュラムにおいても新しい事への挑戦に向けて、元気っずスタッフが一丸となり企画準備をさせて頂いております。我々スタッフ陣にとっても新鮮な“何か”を常に考えさせて頂いております。お子さんの成長スピードに遅れをとらない様に、且つ年齢層の幅広さの男児、女児が喜んでもらいながらも、リーダー格を主体とした『群れ遊び』を組み込みたいと考えております。『群れ遊び』とは、子ども達が勝手なルールを楽しみながら遊ぶ遊びです。これから先様々なルールのある社会へ入る準備です。ルールに強くなって貰いたいからです。

 

我々スタッフ陣は課題を子ども達に少し伝え、様子を眺めつつ、一緒に混ざり活動しております。始めは素直に課題をこなし、習得していきます。その後は周りをみながら各自のオリジナルが始まります。最後は違う課題になっている事も多々あります。私共はそれも大切だと考えておりますので、あえて助言等は控えております。コーチは水面に一石を投じ、水面の波紋はお子さん方に任せ、遊びの質を深めて頂きたい。その分、元気ッズの皆は初めての体験をする恐怖と緊張と戦っておりますので、無事に帰って来た時は充分甘やかし子ども達の勇気を褒めてあげて下さいね。その喜びが次への挑戦のエネルギーとなります。

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