青海島での夏の思い出 ~子ども達と過ごす特別な一日~ 7月20日(日)

毎年恒例となった山口県青海島へのイベントに、今年は子ども達13人を引き連れて出かけました。夏の空は澄みわたり、朝の早い時間からわくわくとした表情の子ども達がナップに集まります。バスに乗り込むと、「青海島で何をして楽しもう?」などと会話が弾みます。

 

青海島に到着すると、涼しい潮風が迎えてくれます。島特有の岩場や透き通った海が広がり、毎年参加しているとはいえ、まるで別世界にきたかのような感覚に包まれました。イベントの楽しみは、なんといってもスキューバダイビング体験。10月に沖縄でもスキューバダイビング体験をするためか、例年よりも多い7人が挑戦することになりました。

 

ダイビングの準備では、毎年お世話になっている萩ダイビングの平井先生達インストラクターの説明を受けながら、子ども達が真剣な眼差しで器材やダイビング時の注意事項を確かめます。初めてのウェットスーツの子もいて、苦戦しながらも、お互いに助け合う姿が印象的でした。海へ入ると、今年は水温が例年よりも冷たく感じられましたが、その分みずみずしい緊張感が漂い、子ども達の表情も一層引き締まって見えました。

 

シュノーケリング参加の子も、準備ができるとライフジャケットをきちんと着込み海へ。事故防止のためにライフジャケット着用を義務付けていますが、今年は幸いにも波は穏やかで、海は青く澄みわたり、太陽の光が水面にきらきらと反射していました。ここ数年、波が強くて心が折れる子もいたりしましたが、今年はその点では平気で、脚が届く場所ならライフジャケットがなくてもいいぐらい。でも、その代わりに水が冷たい!ウェットスーツはある程度防寒機能がありますが、ライフジャケットでは冷たかったようで、いったん浜辺で日向ぼっこして、温まったらまた海へ!の繰り返しでした。

 

一方のダイビングチームは、イシダイやヒラマサなどの魚にくわえ、タコやウミウシまで発見できた子もいました!ダイビング初体験の子も、最初は戸惑いながらも次第に海中の世界の美しさに夢中になっていきました。海からあがってきた子ども達の顔には、達成感が見られました。今回はシュノーケリング参加だった子も、次回はぜひスキューバダイビング体験をしてほしいものです。

 

昼食後は、水温も上がってきたので、みんなで3グループに分かれて再び海へ!深くまで潜水して、タコなどの生き物観察や、網を片手にひたすら魚を追いかける…やはり元気ッズの子たちは生き物大好き!観察した後に最後は優しく逃がしてあげていました。

こうして今年も、青海島での特別な一日が無事に終わりました。雄大な日本海の自然の美しさに触れる時間──それぞれが心の中に小さな宝物として残ったことでしょう。来年もまたこの場所で、元気な子ども達と素晴らしい思い出を作りたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次