1月18日の午後、冬には珍しいとても陽気な晴天の中、2つの班に分かれて「火おこし対決」を実施しました。今回の大きなテーマは、異年齢の仲間と協力しながら、自分たちの力で「火」を作り出すことです。仲間と火起こしに挑戦して、焼き立ての食べ物をふうふう言いながら美味しそうにおなかいっぱい食べました

「対決」という形をとってはいますが、そこは普段から仲の良い元気ッズメンバーです。隣の班の進み具合を気にしつつも、決して焦ることなく、「自分たちの班の火をしっかりつけること」に集中していました。これまでのアウトドア活動でもやっているように、バーベキューコンロの設置、薪割り、落ち葉集めなど一連のことをやっていきます。年上の子が年下の子に声をかけ、役割を分担しながら進める姿には、素晴らしいチームワークが感じられました。

準備段階の薪割りでは、高学年のお兄さん力強くなたを扱う姿を、低学年の子どもたちが真剣な眼差しで見つめていました。そのカッコいい姿に刺激され、低学年の子たちも次々と薪割りに挑戦。「やってみたい!」という意欲が、異年齢集団ならではの自然な形で引き出されていました。

そして、いよいよ火起こし!最近では学校でも禁止されていることが多い「マッチでの火おこし」は、子どもたちにとって非常に貴重な体験となりました。指先に集中し、シュッと火が灯る瞬間の緊張感。そして、その小さな火を枯れ枝や薪へとつないでいく難しさ…マッチを縦にして炎が指先近くにきて「あっ!」という場面もありましたが、そのような経験の積み重ねが、より大きな事故を防ぐための学習になると考えています。

自分たちの手で火を育てるプロセスを経て、ようやくおいしい食べ物にたどり着いた時の喜びはひとしおでした。苦労して手に入れた火を囲み、まずはおもち、さらにはアルミホイルで包んだ芋、マシュマロを焼いて食べました。待ちきれず、固めのおもちをフライング気味に食べる子も!リンゴやバナナ、キャラメルやチョコレートなど、食べ物を増やして焼いていきます。サモアサンド、チョコレートフォンデュ、シナモンや砂糖をかけた焼リンゴ…おいしい味をみんなで試しました。子ども同士でワイワイと好きな食べ方を教えあって、和やかなひと時を過ごしました。

元気ッズクラブでは、今後も継続的に火起こしなどのアウトドア活動を行います。このような一見不便で面倒な活動から、日常生活で忘れてしまいがちな知恵や協力、不測の事態への対処など、利便性からは得られない有益な成長があると確信しているからです。


コメント