佐波川関水シャワークライミング ~天然の川で大冒険~ 9月15日(月)

佐波川関水(山口市徳地)にて沢登り体験をしました。参加者は子ども16名。イベントの1週間前から天気が猫の目のように変わり、当日も雨と晴れが交互に訪れる不安定な一日でしたが、子どもたちの元気と好奇心が空模様を吹き飛ばしたかのような冒険の旅となりました。

 

ナップ出発から現地到着時までは晴れ。少し水の流れが強かったですが、予定通り実行できそうなので、みんなで昼食、とそのタイミングで突然の雨。でも、幸いにして小康状態になり、子ども達からも「せっかく来たんだから、行きたい!」との声が上がり、予定していた「シャワークライミング」を決行しました。

 

 

・シャワークライミング、スタート!!

 

ライフジャケットなど準備を万端にして、いよいよ、スタート地点に足を踏み入れます。思った以上に冷たい水に「キャー、冷たいー」と歓声をあげながらも、子どもたちは沢登りに果敢に挑戦。すべりやすい岩場では慎重に足を運び、日頃のプールでのバランス練習の成果が光りました。

中学生のジュニアユースの子が先導するように進み、高学年メンバーもだんだん不安定な足場にも慣れてスピードを早めます。小1~3のメンバーは、なかなかスタート地点から抜け出せませんが、でも誰一人あきらめません。背を押し手を取り合うように補助すると、だんだん自分で流れに逆らって歩みを強めて行けました。成長の証です!

 

・天然の飛び込み台にチャレンジ~年齢を超えた勇気の連鎖~

 

川を進むうちに天候はみるみる回復し、夏のような日差しとなりました。そして、中間チェックポイントの広い場所に、16人誰一人欠けることなく無事に到着しました。すると、子ども達は、網で魚とり、自然観察、滝のような場所から流れる水をせき止めるダムを、石を積み重ねて作るなどなど、天然のきれいな川ならではの遊びに夢中になります。

 

でも、なんといっても一番盛り上がったのは、高さ数メートルからの飛び込み崖からのジャンプ!子ども達は、高さのあるジャンプをナップのプールで何度もやっていますが…自然の中では不安定で、すべりやすい岩場を登り、深さがわからないぐらい深い水の中にジャンプします。これは、ものすごく勇気が必要!まずは、中学生のジュニアユースの2人が試しにチャレンジ!みんなからの応援を受け、「怖え~」と言いながらも見事ダイブに成功!続いてコーチ陣もダイブし、安全とわかるとまずは高学年メンバーが、そしてなんと低学年メンバーも、何度もジャンプし始めます。まさに、勇気の連鎖。このような群れ遊びが実現できるのは、異年齢集団ならではのメリットです!

 

・突然の大雨!

 

飛び込みがみんなの歓声や拍手で盛り上がり、石で作ったダムや砂を掘って作った水路も着々と完成に近づき、子ども達の楽しさがピークを迎えたちょうどその時、なんと、また急に雨が降り始めました。さっきまであんなに晴れていたのに。しかも、今回は小雨ではなく本降り。あっという間に流れが強く、水位もみるみる上がって行きました!「もっと遊びたい」という気持ちに後ろ髪をひかれながらも、安全第一ですぐに遊びを切り上げ、川から上がりました。滝のような雨に打たれながらバスにもどり、ナップにもどりました。まぁ、これも経験です。変わりやすい山の天気を実感できたことで、安全のための判断力が養われたことでしょう。

 

結局、ナップに1時間ぐらい早く水着を着たままで帰ってきたので、そのままシャワーを浴びて、プールにドボン(ナップは休館日でした)。遊び足りなかったのか、プールでも大はしゃぎの子ども達でした!

 

今回の川遊びは、自然の厳しさと美しさを体感しながら、仲間と協力し、挑戦する力を育む機会となりました。保護者の皆さまのご理解とご協力に心より感謝申し上げます。 次回の活動も、子どもたちの「やってみたい!」を大切にしながら、安全第一で企画してまいります。

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