やんちゃ・おてんばです

幼児後期の発達段階では、やんちゃ・おてんばは当然のことだと考えます。

なぜなら、幼児後期は自主性が育まれる時期だからです。

遊びや生活の中で、目的を持って主導的になるか消極的になるかを子どもなりに選択できるようになりました。

大人の目には、主導的であればやんちゃ・おてんばに映り、消極的であれば大人しい子として映ります。

 

やんちゃ・おてんばは歓迎されにくく止められることも多いのですが、昨今社会で必要とされている自主性を育むには、この時期のやんちゃ・おてんばが必要です。

昔は指導者のいないところで、子ども達が群れて遊び、やんちゃ・おてんばを発揮できたかなと思います。

今は大人の目が常に合って、やんちゃ・おてんばをしにくい環境が増えました。

やんちゃ・おてんばをして、怒られてばかりだと消極的になるとも考えられます。

 

実はこの時期に自主性を発揮する経験が少なかったら、将来通じて目的に向かって消極的な立場を取りたくなります。

では、この幼児後期の子どもの目的は何かというと、空想や創造性や創造性のあるファンタジーの中にあります。

空想を働かせて、ああなりたい、こうしたい…など~したいという思いが、目的となります。

 

この目的を持って遊ぶこと…例えばヒーローごっこ・お姫様ごっこなどです。

そんな遊びの積み重ねが目的の感覚を呼び覚まし、自主性を発揮させていくと考えます。

子どもの時は、子どもの思いのまま、いっぱい遊んだら良いと思います。

指示待ちではなく、自らやりたいと思って動いていくこと…それが自主性です。

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