プールのママはコーチです  2才~ なっぴ~くらぶ

ひとり遊びができて代理母がいる教室

 

『幼児期のひとり遊び』2.3.4才 心の発達

この時期は、信頼できる人が近くにいれば、ひとりで何やら夢中で遊びます。NAPでは『ひとり遊び』の時期と名付けています。

この『ひとり遊び』を通じて『自分でできる』という土台が築かれます。同時に『自分はできる』『やってみよう』という『意志』が育まれます。

つまりひとり遊びの中で『意思』が育まれるのですから、子どもに寄り添わず与え続けるばかりでは育まれないということです。

子どもに寄り添って与え、安心してひとり遊びができる時間があれば、新たな興味の種が芽を出し自我を伸ばして行きますね。

ゆったりとした子ども時間の中で、手出し口出しをし過ぎず『待つ』ことと、助けてほしいと言われた時には『すぐ助ける』ことが大切です。

だから私達は、①ひとりでできる体験と②お母さんのように見守るコーチが必要だと考えました。

 

①ひとりでできる体験を。

運動機能の発達があるからできたをいっぱい味わえます

この時期は、運動機能が発達します。

 

◎階段を足だけで上がれるようになる。

◎やってみせるとまねができ、テレビの体操を見ていて自分でやってみるようになる。

◎両足でジャンプができる。

◎大きなボールをける。

◎すべり台をすべる。

 

何につけてもひとつひとつの経験がすばらしい冒険です。

時には、大人が見ると『それは困る』『それは危ない』とつい止めてしまうこともあります。子どもからすると、せっかく開拓しようとしているのを止められたら『イヤ!』となってしまいます。

すっかり自由に自分のからだを動かせるようになり、いろいろやってみたい‼。だから『自分でできる』をいっぱい体験できる教室にしたいと考えています。

自己主張は、それだけの意欲と活動性と興味と学習意欲とがあるので、親が困れば困るほど子どもにとっては良いことのように思います。

そういう見方をしないと子どもの心理を理解することにはなりません。

 

②お母さんのように

見守るコーチ=コーチは代理母

子どもが楽しめる事を考え、コーチは『代理母』の立場をとっています。

この時期の子どもは、大好きなお母さんが近くにいることで安心できます。『代理母』とは、そのお母さんの代わりになることです。

『代理母』であるコーチが、少し待つことで、自分の事を自分でする、すなわち、自分をコントロールできる力を育むお手伝いになります。

代理母であるコーチは、『認める』と『待つ』の繰り返しです。

いま手を出せば、できるかもしれません。でも、子ども達が『できた!』という達成感を感じなければ、意味がありません。

 

お母さんほど密着せず、先生ほど指導的でない存在だから、『ひとりでやる』活動を歓迎し、我が子よりも優しく子どもの心を受け入れることができます。

代理母のコーチがいて、ひとり遊びができるプールで『自分はできる』体験の積み重ねができています。

 

代理母の大切さ

このクラスに入るようになって一番感じていることは『とにかくみんな可愛い!』ということです。楽しそうに遊ぶ姿や、みんなで歌って踊っている姿は勿論ですが、プールに入るのが嫌だと泣いている姿もとても可愛く見えるのです。

我が子もちょっと前までは同じ年齢だったのですが、イヤイヤと泣いていたり、外でワガママをしていると怒ってしまっていました。今でも怒ってしまいます…

これはやはり『母親』と『代理母』という立場の違いだと思います。我が子のこととなるとどうしても親としての責任や、周りの目などが気になってしまいますが、代理母の立場になると、どんな姿も子どもらしくて良いなと受け止められるのです。

代理母(コーチ)がいることで、子どもには何でも受け止めてもらえる安心感を、お母さんには少し子どもと離れて息抜きをし、また子どもを全力で受け止める為の充電をしてもらえたらと思います。

なっぴ~コーチ 吉本 萌子

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