楽しく泳げる教室に ジュニア幼児教室

お顔つけができるまでものがたり

りょうたくんの1年間ドキュメント。

りょうたくんは2016年の5月からNAPに来てくれています。

 

《第1章》

アームヘルパーをつけてひとりで浮いてバタ足で進む

目次

コーチの手を握ってバタ足

入会してから、アームヘルパーをつけて一人で浮かぶことができない状況が続いていました。

いつも深い方へ行く時は、りょうたくんの手をもっていました。

りょうたくんは明るくコーチの手を持ってバタ足をしてくれていました。アームヘルパーよりコー

チを信頼してくれていたのですね。
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コーチの手から浮き棒へ

コーチの手ではなく、一人で泳いで欲しいと考え、長い浮き棒を使うことにしました。

でも、りょうたくんが浮き棒を持っても、コーチがその浮き棒を持ってあげないと泳げない状態が続きました。

 

コーチの手を少しずつ離していく作戦

浮き棒を持っているのがわからない位置で、持つことにしました。
『りょうたくん!持っているから大丈夫だよ!』とアピールをしつつ、慣れてきたところでゆっくりと手を離していきました。
徐々に浮き棒をもって一人で泳げるようになりました。

 

コーチの根気が試される

しかし浮き棒をはずしてしまうと一人では泳げないことには変わりはありません。

ここからは根気との勝負。何度も手を離したりつかんだりを繰り返しました。徐々に一人で浮かべるようになってきていました。

アームヘルパーをつけてバタ足をして泳げるようになったりょうたくんは、とても嬉しそうでした。

手を離し始めた頃は、すごく怖がり引きつった顔をしていましたが、その顔も、今では見ることもなくなりました。

 

《第2章》

お顔つけをする
そんなりょうたくんは、まだ苦手なことがありました。お顔つけです。

浮かぶ事に対する恐怖心には打ち勝つことが出来ましたが、まだお顔つけが出来ませんでした。

声がけを何度もする

何度も「お顔つけしようよ」と声をかけさせてもらいましたがいつも鼻だけが水に付いていました。
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フープをくぐってみる

りょうたくんになんとか潜ってもらおうと、フープくぐりでは、お顔が付くぐらいフープを沈めてみます。

りょうたくんは、そのフープを持ち上げてからフープをくぐります。持ち上げる力の強いこと。

 

りょうちゃんからのプレゼント

そんな日々が続いたある日の出来事です。『今日は先生、誕生日なんだ~!』『りょうちゃんからプレゼントにお顔つけがほしい』と言ってみました。りょうたくんは顔の半分ぐらいをつけてくれたのです。

お母さんにも見て欲しい!もう一度お顔つけをお願いしました。するとりょうたくんはまた顔の半分をつけてくれたのです。

 

りょうたくんは、1年の間に心も成長しました。

 

新しいお友達がくると面倒を見てくれます。コーチが新しいお友達のためにお手本をお願いすると、りょうたくんはいつも引き受けてくれます。

お顔つけの時に、お友達の手を持って手伝ってくれるクラスのリーダー的存在に成長してくれました。

その後更なるステップに向けて次はどういう作戦で行くか只今試行錯誤中です。
ジュニア幼児責任者 佐藤 真沙士
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